トシを重ねてオジサンになっていくと、蕎麦を好きになっていく傾向がニッポン人にはある、のかもしれない。
自分の好みだけをサンプルに、世間一般の傾向を推し量ってはいけないと思いますが、そんな風に思うこの頃です。
蕎麦についてウダウダ語るオジサンに対して、それはそれでめんどくさい気持ちを持って生きてきたので、なるたけ微笑みをたたえるだけの寡黙な蕎麦好きと決め込みたいところですが如何に。
蕎麦についてウダウダ語るオジサンに対して、それはそれでめんどくさい気持ちを持って生きてきたので、なるたけ微笑みをたたえるだけの寡黙な蕎麦好きと決め込みたいところですが如何に。
しかし焼酎をお湯で割るだけで幸せな気分になれるという、若い頃には考えられぬ嗜好が板に付いてきた僕は、長い海外生活を経ようとも、やはりオールドファッションなニッポンのオジサンとしての才能があるとしか思えません。
そんなことを危惧しながら書き進めますが、お盆に筑波山の麓にある「ゐ田」さんという蕎麦やさんに行ってきました。職場の先輩オススメのお店です。
蕎麦屋さんというのは、男の浪漫を体現しているからなのか、何故こんなところにあるの?という極めてわかりにくい場所にあったりしますね。ここもそうです。
その分ロケーションにもこだわっているんでしょう。垢抜けすぎない古民家といった場所のゐ田さんです。
小さい子供と家族で行っても気兼ねない感じです。(値段は多少気兼ねがありますが。)
ただ、蕎麦が出てくるとなれば、放っておかないのが、この店の名物ご主人。
ここのオススメは間違いなく鴨ざるだと思います。天ざるも迫力満点でかなり捨てがたいものの、まずは鴨とご主人を楽しむべきです。
一般的なものより太い蕎麦は存分にその噛み応えと香りで楽しませてくれますが、その美味しさを味わうための全ての方法をご主人が「いや~な店主だろ?」なんて言いながら半ば強引に教えてくれます。
鴨ざるなのに、驚くほどいろいろな食べ方があるので、びっくり。焼き蕎麦だとか。
うるさいと思う人もいるのでしょうが、おいしいものをおいしい方法で食べて欲しいという店主の情熱が僕は好きです。
天ざるを食べようとしたヨメにも、注意すること風の如し。
「エビから食べなさいよ。野菜は時間がたってもさほど味は落ちないから。」
好きなものを最後までとっとく派の僕には今更ながら目から鱗。好きなものは最初に食べよう!イェス!
もし店主が来てくれなかったら、是非店主をオーダーして欲しいくらいです。
さてはて、さらに今週のお話。
夏休みで暇を持て余していた僕は、十年ぶりくらいに陶芸がやりたくなって、朝一でヨメ殿と友達を連れて茨城県は笠間へ。
予約なしの行き当たりばったりでしたが、9月の始めなんて誰もいないに違いない、とたかをくくっていたらやっぱりいない大正解。
そもそも一度やったきりなので、僕自身もへたっぴですが、残り2名はろくろに触ったこともないので、みんなして四苦八苦しながら土とろくろに格闘すること3時間。長い!
心地良い疲れと、空腹と、そして微妙な作品。
長いことやりすぎて意外とオカネかかっちゃいましたが、経験はプライスレスです。イェス!
自前焼酎のお湯割り器、出来上がりが楽しみのような。。。そうでもないような。
そして窯元から近いお店で、またしても蕎麦です。
蕎麦はゐ田さんより細いオーソドックスな感じですが、噛みしめると負けないくらい芳醇な蕎麦の甘みと香りが楽しめました。
嗚呼、蕎麦万歳!!
・・・
WorthのフロロカーボンからGHSの黒弦へ。
どうやら、僕の松井ウクレレにはフロロカーボンよりナイロンの方が良さそうです。
サスティンは減りますが雰囲気のある音。
Ancestor'sとうまく使い分けできるような気がしてきました。
どうやら、僕の松井ウクレレにはフロロカーボンよりナイロンの方が良さそうです。
サスティンは減りますが雰囲気のある音。
Ancestor'sとうまく使い分けできるような気がしてきました。
お蕎麦屋さん、良い雰囲気ですね。太麺、やきやきして、じゅわぁっとした鴨とネギ、生唾出てきました。
返信削除わか
そちらにいるとなかなかありつけないですよね。気持ちがよくわかります。
削除歳をとると蕎麦が気になるのは
返信削除よくわかります。
太くて歯ごたえがあるより、
細くてシャキッととした蕎麦が
好きなのですが、
焼いて食べるってのは斬新ですね。
それと鴨が美味しそうです。
爺さんの話を聞きながらの蕎麦、
私は苦手かなぁ。 (^O^)/
笠間の蕎麦がいいなぁ。
ウクレレの弦は、コレだ!
と落ち着くまでイロイロ試すのも
たのしいですね。
一度食べ方さえ教わったら、もう聞かなくていいんですけどね。苦手な人もいるだろうなと思いながら、僕は楽しんじゃいましたが。
返信削除笠間は細くてシャッキリでしたよ!
ま、でもちょっと遠いですね(笑)