2015年12月25日金曜日

ウクレレクリスマス

メリークリスマス!

今日は暖かいですね。ダウンジャケットを小脇に抱えて出勤し、また小脇に抱えて帰路についています。

全く着ていません。ヒジョーに邪魔です。


さてさて、こないだの日曜日。

茨城県は取手の島村楽器さんでのウクレレイベント『ウクレレクリスマス』でした。


とても楽しかったです。


では!!







  


という感じで終われない僕だということをよくご存じの方々とウクレレをご一緒させていただきました。

新たな出会いを含めてなんとも充実したイベントで、どこまで書いて良いのやら。

ま、いつものようにゴテゴテの主観を振りかざしてみることにいたします。


思い起こせば、夏の終り頃から優しいウクレレ時間に参加した僕は、人前で弾くということがわりと日常的になり、先々月の『ウクレレTo-ride』のイベントで初めてピンで弾くステージというものを経験しました。

そのインパクトはやはり大きく、人前で弾くにはどうすることがいいのか考えるようになりました。実戦への芽生えでございます。

約2ヶ月の間にいくつかの出来事や動きがあったわけなんですが、長くなるのでさっさと当日の朝に行ってしまいます。


イベントの前日が忘年会だった僕は、予定通りの寝坊をしました。
いつもならあわあわしながら、演奏する予定の3曲を練習するところですが、今回はあわあわしながらまずは指を物理的にストレッチ。

そしてスケール練習をして指を慣らします。
これはPoePoeでSweet HollywaiansさんやKiwayaでデイジーどぶゆきさんに教わった準備なのです。

その後3曲をとりあえず弾き、光速で準備をしていざ発進!


車を走らせるとカーステから流れてきたのは渡辺海智さんのアルバム。ちょっと憂いのある軽快でアップテンポなドライブミュージック。


いけません。


今日は大概スローな曲を弾くのです。緊張すると演奏が走りがちなので、今日はそこを何とかしたい。ゆっくり行こう。好きだけどこういう曲はまだ弾けないのだから。


「アピラックにCDをチェンジして!」


助手席のヨメにリクエスト。


「いやいや、アピラックなら弾けるとでも言うの?」

鋭敏な切り返しにぐぅの音も出ないのです。おめめがバッテンです。(ちょこっと敬称略)


さて、クルマすっ飛ばして取手へ到着。

一通り挨拶を済ませ、はたと気付きました。僕の格好にはクリスマステイストがゼロだと。


「みんな赤入ってるのに、洋服全部青系じゃん。」


すかさずヨメから二太刀目が飛んできます。

そうさ、いつだってあんたが正しいのさ。そしてそれを受け入れることが夫婦○満の極意なんだぜ、ね、kib○ringさん。

ま、ただ、結局ヨメ殿に近くの西友で買ってきてもらったわけで、何一つ僕の肩を持つものなどないのです。ええ、知っておりますとも。


そしてリハーサルの前を利用して、いつものメンバーでいつものサイゼリヤへ。

いつもと違っておもむろに白のグラスワインを注文する僕。

これは金曜にブルームーンカルテットのライブを見に行ったときに閃いたこと。
休憩中に挨拶に行ったら、みんなちょこちょこっと飲んでいたのです。

少しお酒を呑めば緊張感を高揚感に変えられるんじゃないか。
まるっきりアル中の論理ですが、何事も実験です。そもそも前日しこたま呑んだので、身体は全く求めてはいないのですが酒注入。

料理が運ばれて来ましたがリハーサルの時間になってしまいました。チキンステーキとライスを飲んで会場へ向かいました。

会場に入ると誰もおらず。
おやおや!?リハし放題ではないですかっ。

こないだ富永寛之さんのライン接続のワークショップに行ったばかりなので、一通り持ってきましたが、会場はスタジオみたいなところで飲食禁止で静かだし、マイクの拾った音も良かったのでマイクでいくことに。


「確かマイクで音を拾うときは、この位置に持っていくのがセオリーだと、富永さん言ってたな…」


ブツブツ言いながら、試し弾き。
っていうか、誰もいないのでそのままガチンコで練習。

と言っても3曲なのでせいぜい10分くらいなものですが、満足でございました。


※弾き終わって顔を上げたら目の前にジジーノさんがいてたまげましたが。


そして紆余曲折ございまして。

さくっとすぐにやってきました僕の出番です。

♪戦場のメリークリスマス
いい感じで行ったのに、最後にちょこっと致命的なミス。

♪imagine
まぁまぁよかったけれど、一番オシャレなフレーズの音が綺麗にでず。

♪オーバー・ザ・レインボー
これはまぁ、良かったんじゃないのかな!?


焦らず弾けたし、前回のような敗北感はなく、今できる演奏を大体できた感じです。

終わって数人の方に音が綺麗だったと言ってもらえたのが何よりも嬉しく。

デイジーどぶゆきさんのクラスを受講して、譜面を弾いていく中で弦の弾き方の細かな違いに気づき始めたのが良かったような気がします。
あとは素直にマイクを選択して、弾く姿勢をあらかじめ決めたこと。


ちなみにクリスマステイストうんぬんのことを申し上げますと、クリスマスモードを醸し出すべく装着したトナカイの角は、僕の坊主頭の上ではただの鹿の角でしかなく。。。

つまり何がいいたいのかと言うと、赤鼻のトナカイならぬただの『せんとくん』だったよ、というお話です。

席に戻ると隣にいた初対面のつくばママレレさんに、、、

「ぱっと見てすぐ似てると思ったんですよ~。」

と言われ、、、

「え?何にですか?ことと次第によっては訴えますけど大丈夫ですか!?」

などと、どう考えても行き過ぎなボケツッコミを言い放ち(もちろん冗談です)、僕の出番は終了しました。

ちなみに演奏中にほぼお酒の力は感じなかったのですが、あまり指は震えなかったので、今後おまじない的に使おうかなと思います。




はて、自分のことを怒涛のように書きましたが、他の演奏者の方も実に良くて楽しめました。

アンサンブルの方たちはそれぞれにカラーが色濃く出ていて成熟した感じ。とても羨ましく思って見てました。いつか僕もやってみたいところです。

歌モノの方はホントに良くって、やっぱり歌の説得力はスゴいな、と。僕も演奏に変化をつけるために、一曲用意したくなりました。

島村楽器のカネゴンのかなりいい話や、優しいウクレレ時間メンバーのマイペースだけれど確実に上達を感じる演奏や、なんとも素敵なフラと弾き語りの共演やら、前回に増して楽しかった1日でございました。

イベント後にはikuleleさんやつくばママレレさんたちとも楽しくコミュニケーションがとれましたし。

そして、毎度感謝のねこレレさん。
しきりはもちろん、演奏順の妙。感服しました。
ヨメの腹の中のベイビーにも良い胎教になったことでしょう。

いやはや関わった全てのみなさま、ありがとうごさいました!

それではすてきな夜を!



※すてきな夜を過ごしていたら、こんなの読んでちゃイケマセン。

2015年12月10日木曜日

フライング良いお年を

昨日、今年初めて「良いお年を」と言いました。

そんなわけで、誰よりも早く今年を振り返っちゃうことにしました。
まだまだイベントもありますが、まーいいやということでフライング気味。鬼が微笑するご挨拶でございます。

さて、年の瀬感のない師走のここまで。
2015は激動の一年。

日本に帰ってきてまだ一年も経っていないという事実に未だに驚きます。


そんな今年の二大成果。


一つ、沢山の友人を得たこと。

僕がテニスをめちゃくちゃ頑張って練習しているのをあまり知らないウクレレ友人。

僕が中毒者みたいにウクレレの練習をしているのをほとんど知らないテニス友人。

僕が暇さえあれば、フランスパンを焼いているのをまず知らない地元の友人。

そしてそのパンをヨメがやたら食わされているのを絶対に知らない全ての友人。

会社で出会った人、全て含めてみんな愛してます。例え君らが僕をちょっと嫌いでも、大体愛してます。

いい出会いが多い年でした、来年も一つよろしくどーぞ。



そしてもう一つ。

体力がつきました。

スイスにいた頃は、土日の両方が予定で埋まることが体力的にとっても辛く、どちらかは大体ゆっくりしておりましたが。

体力のついてきたここ2、3ヶ月はノンストップ。
仕事、ウクレレ、テニス、パン焼き、練習、試合、演奏、ワークショップ、飲み会、散歩、何も諦めないで済んでいます。

でどころのよくわからない活力に満ち溢れているのです。はー、めでたし愛でたし。

来年はコレに育児が加わってくる予定。

趣味人としては戦々恐々の感もありますが、一方で結構な歳まで遊び尽くしたので、何の憂いもないかもしれません。

どーせ来年も激動です。

身体の動く限り、活動し続けようと思います。
その中で関わっていただける方、来年もどうぞよろしくお願いします!


来年も弾いて打って焼いて育てます。