2015年1月25日日曜日

屁のツッパリ

ネタが浮かばぬときに、無理して屁のツッパリにもならんような記事を書くのはやめようと決めて、再開したブログです。

図らずもそうなってしまった場合は仕方なし、のユルユル仕様ですが。

そんなわけで、ここのところ毎日ネタが頭に降りてくるのを待っていました。
ところが屋上で宇宙人との交信を夢見る人よろしく、特に光明差すことなく。



気がつけば随分とお時間が経っています。

しかし変わらず、ただただ屁のツッパリ感のみが漂いつつある今日この頃です。

文章が頭の中にやってこないのであれば、そう、写真だ!ということで、フォローもフォロワーもほとんどいないインスタグラムに写真をチョイチョイと投稿。



無言も悪くないな。などとのたまいつつ、まるで暗闇でマッチを擦るような根本の解決にならぬ振る舞いを行っております。

そう、それはまるで…マッチ売りのおじさん!

少女でも売れないもの、おっさんが売れるわけありません。

比喩も度が過ぎると、屁のツッパリにもなりませんが、正味な話、現在、やや試練とも呼ぶべき状況につき、しばらくはこのようなインスピレーション貧弱な感じになりそうです。

マッチ売りのおじさん、ここへきて妙に収まり具合がよろしくなってきた気もしますが。

また、他人の不幸は蜜の味などと言ったりしますが、一方で他人の愚痴は全く甘くないですからね。
その辺りはグッと飲み込んでジッと手を見ます。

またゴタクを並べるようになりましたら、多少マシになったとお察しくださいませ。


さてはて。

今日は久々に友人宅に招待されて、遊んできました。
2歳になって随分とハッキリしてきた友人の息子くん。そこで一計を案じました。

僕の実に未完成な「アンパンマンのマーチ」のウクレレ演奏を聴かせて、アンパンマンの歌と認識するか、実験です。

結果、見事に認識したという快挙。
他の曲を弾きだしたら、アンパンマンやれとの催促。

成長したね、僕じゃなくて君が。

なかなかいいところまではいかないアンパンマンですが、『なごり雪』はそろそろアップしようかなと思うております。


スイスで見る雪はこれが最後ね、と。
・・・
今、春が来て君は毛がなくなった。



ここで一句。

しかし今、まだ毛があるも、キレはなし。

2015年1月14日水曜日

親父と息子

ついこの間の話です。
僕の親愛なるオヤジくん、つまり父ですが、誕生日だったので日本の業者さんを使ってウイスキーを送りました。

超高級ではないにしろ自分で普段飲みするにはちょっとばかり高い、というところを狙ってサントリー白州12年。

普段はとてもお安いウイスキーを飲んでおり、すぐ酔いがまわる上にそこまで味のわかるオトコでもないのですが、やはりうまいものはうまく、喜んでくれたようです。

去年は生きるか死ぬか、生き残っても後遺症が残るか、のような重度の肺炎に冒されたオヤジくん。
長いこと入院して心配しましたが、結局問題なく退院。

そこでこのウイスキーは「いつどんなことがあるのかわからないんだから、もう少しいい酒呑んでもいいと思う。それくらいは稼いだんだしバチは当たらんよ。」というドラ息子なりの提案でもあります。

また、息子から父へ酒を送るという行為。
おそらく育てた方としては、それなりに感慨深い気持ちになるのではなかろうかと。特にドラであればあるほどに。

そんな人生のスパイス的な効果も狙っているといえば狙っているような感じで。
自分で言っちゃいかんような打算ですが、かと言って心にやましさのない打算です。


親父と息子。
世間一般でもそうなのでしょうが、我ながらなんとも言えない関係です。

僕が今の仕事をしているのも、オヤジくんの仕事に対する姿勢への反抗心があったからと言えます。

しかし人望があったとは考えにくいオヤジくんにも、表に出さぬポリシーがあって、出世街道とは言わずともそれなりの道を、家族を養いつつ完遂したわけです。

その大変さがこの歳になると、実感を持って感じられるようになるからでしょうか。
どうしてなかなか、オヤジくんなどと呼んではいますが、やっぱり尊敬の気持ちが湧いてくるのが不思議です。あれほど尊敬していなかったのに。

今までの親不孝を詫びるウイスキーなのかもしれません。


ちなみに僕は普段頻繁にウイスキーを呑みませんが、何故かオヤジくんと呑むと思うと、頭に浮かぶのはウイスキーなのです。
気づいていませんが、何かしらの固定観念に支配されているような気がします。


しかしここまできて、ウイスキーからウクレレにネタを持っていくには、ちょっと書きすぎたような。

なんというウイスキーブログ感。

さて、ウクレレで「Sweet Memories」を弾いていると、ウイスキーを注いだグラスに氷が当たっていい音がするイメージが頭をよぎります。

・・・全然ウクレレ側に寄っていかんので、この辺で。

2015年1月8日木曜日

Podcas渡山遼さん

今朝方。

路面が凍ってスリッピーないつもの通勤路を歩いていたら、このツララ。



なんじゃこれ!!!

度肝を抜かれそうになりましたが、コレ一本だけというのは甚だおかしいので、よくよく記憶を辿ってみたら思い出しました。

雨樋から一本鎖が垂れていたんです。鎖を軸に凍りついた所業です。


さてはて。

最近のことですが、スマホのPodcastという機能をほとんど使ったことがなかったので、使ってみることにしました。

簡単に言うとラジオ番組をダウンロードして聴く、という感じの所業です。

うる覚えですが、以前、名渡山遼さんが結構有名なラジオ番組にゲスト出演していたと記憶していました。

検索してみると結構古い日付のものですが、TBSの安住紳一郎さんの番組の出演を発見。早速ダウンロードして聴いてみました。


名渡山さんは思っていたよりも話が上手で、安住さんや女性アナウンサーの手腕もあって、なかなか面白い番組に仕上がってました。

ウクレレ演奏家でありながら、ウクレレ製作をもこなす名渡山さんを評して、安住さん曰く。

「ホームランバッターでありながら、バット職人」

上手過ぎて仕事中に吹き出しました。

よくよく話を聴いていくと、名渡山さんはどうも体育会系ウクレレ弾きのようで、ウクレレという楽器が大好きで、小さい頃から木材マニア。

いやはや、爽やかな天才肌の演奏家のイメージばかりを抱いていたので、非常に一方的で恐縮ですが、妙にシンパシーを感じてしまいました。

そしてウクレレの上達は「弾いた時間」です、と言い切っていたのにちょいと感動。
僕も彼のように1日に15時間弾いたら、ああなれるかもしれない、という希望を、いや、無謀を、抱きました。

何しろ様々なことをスポンジのように吸収する若き頭脳がありません。

脳ミソがすかすかになってスポンジのようになっている頭脳で、何とか代用は効かないものでしょうか。

ま、ダメだったとしても、ウクレレ好きという推進力はあるので、「ウクレレすきすきノーミソすかすか」という感じで尺取り虫のように泥臭く前進していくことはできそうです。

そして今更ながら、どうやら僕はラジオ好きなんじゃないかと気づきました。

番組の他の回も聴きましたが、ラジオ向けのネタを作るハガキ職人になりたし。有る事無い事書くのは大好きなので。
でも、今どきはハガキじゃないんでしょうね。

2015年1月3日土曜日

おみくじの有効範囲

思い出しました。

今年は、スイスで「ステイ!」状態なので、初詣に行けていませんが、去年の年明けちょっと遅めですが、初詣に葛飾柴又の帝釈天に行きました。

ヨメと妹との3人でしたが、おみくじを引いたら、揃いも揃って全員「凶」。
凶三つ揃い。
凶フィーバー。
普通じゃ無いですよね?こんなこと。

仮におみくじのラインナップが少なく見積もって「大吉・吉・中吉・小吉・凶」の5種類だっだとします。

各運勢のくじ本数が、5種類均等じゃないかもしれませんが、凶が他に比べて多いとは、経験上考えにくいです。

それを踏まえて、かつ簡単に計算するために、5種類均等の本数があると考えて、単純に3人全員が凶を引く確率を計算。
すると、0.8%ではないですかっ!?

何かしら懸賞が当たってもいいんじゃないか?という確率かと思います。
POEPOEさんのメレカリキマカのクジでウクレレが当たるくらいの確率!?かもしれません。
行ったことがないのでわかりませんが。行ったところで当たりませんが。


そんなこんなでちょっと思い起こしてみましたが、昨年、我が家自体は実に平和でした。体調を崩すことすらほとんどありませんでした。

唯一、我が家の範囲ではないですが、友が急死したことを除けば。
もちろん含めれば「凶」であることに間違いありません。さすがは神様です。お見通しです。

ところで、おみくじの有効範囲はどこまでなんでしょうか。

昨年のことを考えれば、自分や家族の最小の範囲の幸せだけを占っても、それだけが幸不幸を決めるわけではないと思うのです。

しかし広げれば広げるほど、他人の不幸に行き当たり、憂いが増えるばかりです。しかも大抵の場合一人では手に負えず。
それを全て真剣に受け止めては、幸せになるのは難しいに違いありません。


そして、印刷されたただの紙切れ一枚に、定義の難しい「幸せ」という項目を透かして宣ってもしょうがないとも思います。

当然、合理的な答えなど出てきません。

ただ、おみくじの有効範囲はきっと、僕が関わってヒトを幸せにできる範囲と同じなのではないかと、なんとなく考えるお正月です。


さてはて。
今年のおみくじはどうなのでしょう。しかし本当は運勢などどうだって良いのです。

ただ何が出るのかワクワクし、出た結果を一緒に出かけたみんなで無邪気に好き放題言う。
これが実は幸せなのではないか、と。

つまり、凶は凶なれど、だが今日は凶に非ず。

そこで今年の抱負。

ウクレレでラッパーを目指そう(嘘)


新年から良いオチがつきませんね。


落賀無年。謹賀新年。