2017年8月15日火曜日

スマホ用外付けマイクとウクレレマガジン

ちょっと思い立ちまして、動画を撮るときに使えそうなスマホ用の外部マイクを探しに秋葉原まで行ってみました。平日が休みになったもので。

ですが、なんか、ないんですね。2、3年前まではソニーから出ていたみたいなんですが、販売終了してまして。それは調べていたのでわかってはいたんですが、何にも出会うことができず、しかもAndroid用はネットを探してもなさげな雰囲気です。まあ、あっても高かったらあんまり意味がないのですが。

1、2時間は探し歩いてくたびれたので、キワヤさんに移動して今更ながらウクレレマガジンを買いました。売り場が開いているキワヤさんに入ったのは1年ぶりくらいです。

レッスンの日だったのですが、1時間以上前に着いてしまったので、グッディ安田さんにお願いして3階の教室前でウクレレマガジンの曲をひたすら練習しておりました。

マウイチャイムズのちょっと難しい方の譜面です。今まで全編を通して摘まんで鳴らす系の譜面はあまりやったことがなかったので、はじめは酷い有様でしたが、なんだかものすごく楽しくなってきてしまって、夢中で弾いていたら1時間はあっという間でございました。

コード進行を強く意識させる譜面デザインとアレンジで、コレはいつも師匠が僕らに言ってることだな、と、1人合点しつつ。

さらには、マウイチャイムズ自体が僕のウクレレ友達のオハコで、すごく好きな曲なので、とりあえず違うアレンジだし、弾けてもよかろと練習しております。被らないところで使えれば、と。

ま、それ以外にも沢山練習してる曲がありまして、いつもいつも時間が足りないと思うております。

2017年7月31日月曜日

オクターブ奏法の練習

週末はウクピクでしたね。
師匠やライヴ仲間、友達、知り合い、存ぜぬ方、SNSで画像や映像を見て楽しませていただきました。

僕は行くことも考えたのですが、いろいろと家族の予定などなどと調整がつかず、今年も見送ってしまいました。来年は行きましょう、きっと。

それに、ただいまウクレレ貯金中でございまして、もう少しで目標額に到達するというところでもあり、勢いに乗りそうな場所ははなはだ危険!

君子、危うきに近寄らず


さて、実際には君子とは程遠い僕ですが、最近のウクレレ事情といいますと、オクターブ奏法の練習をしております。
オクターブ奏法とはなんぞやと申しますと、例えばタブ譜だとこんな感じです。


6
×
3
×

とか、

8
×
5
×

などという、1弦と3弦をつまむのではなく、2弦と4弦をミュートしてストラムする弾き方です。ミュートはしますがミュートのザラっとした音は必要だというヤツです。
また、大概、オクターブ奏法の音が連続してやってきます。

今までも、何度かお目にかかっておりましたが、ほぼうまくいかず、なんとなくごまかしておりました。
オクターブ奏法の部分だけいきなり弾く、ということであれば、それはわりと成功率は高いのですが、大抵の場合流れの中で出てくるもので、しかも盛り上がってとこでやってくるもので、どうしてもうまく押さえられなかったのです。さらに左手を上手にスライドして次のオクターブ音を押さえるなんて、ただのパニックでした。

そしたら、うちの師匠、今期の課題にメロディーがほぼオクターブ奏法というとんでもないアレンジの曲をぶちかましてまいりました。。。

当初、不安しかありませんでしたが、コツを伝授頂きまして。前から自分で試行錯誤してもどうしても安定してできるようになるとは思えなかったこの技術に一筋の光明がさしまして。
やっとこさ「これなら練習すればできるようになるな!」と思えるようになりました。

なにやら雑誌の裏表紙の怪しげな広告のくだりみたいですけど。

コードや運指など、複数の弦を押さえる際に、軸になる指というのがあると思います。しかし軸になるのが指だけとは限らないのだな、と目から鱗。

とは言っても、そこからひたすら練習が必要なんですなー。さ、練習しよ。


2017年7月7日金曜日

スラックキーギターに魅せられて

魅せられてしまった。

前述のラストギター発表会で、実は完全に魅せられてしまいました。

スラックキーギターに。

実はラストギター発表会には、ウクレレの他にスラックキーギター奏者のMakalaniさんの生徒さんによるギターの演奏発表もあったのです。

これまで、スラックキーギターについては、オープンチューニングのギターだという漠然とした認識しかありませんでした。
その音色を聴いたことはあったと思いますが、ウクレレを愛しすぎるがゆえに、なんとなくという感じで、イマイチよくわかっておりませんでした。

実際、今ここで説明しろと言われたとして、そうそう一言ではしかねます。

とりあえず、発表会を観ていてわかったこと。

スラックキーギターはハワイの文化から生まれ出たものである。

スラックキーギターという楽器があるわけではなく、一般的なギターチューニングに依らない、自由な(とは言ってもポピュラーなチューニングの種類は存在する)奏法のことである。
つまり、アコギやガットギター、エレキギターでも、スラックキー奏法は可能である。(ウクレレでもできるらしい)

奏法なので、演奏するジャンルをハワイアンに限定するものではない。

ま、こんなところでしょうか。細々した言い回しは間違っているかもしれませんが。

そして、僕が魅せられたのは、スラックキー(キーを緩めた)調弦によるその低い低い音なのです。

普段、高音なウクレレを弾いているがゆえのアンチテーゼ的な趣向なのかもしれません。
低く深い抱かれるような響きに、ものすごく癒されました。
しかも、これまでそこまで好きでもなかったハワイアンの演奏が、ウクレレよりもずっとしっくりきたのです。これならハワイアンが積極的に弾きたくなると。

これはいつか手を出すと直感。

ただ、今は生活に入れ込む隙がないので、子供にもう少し手が掛からなくなって、、、などと考えております。
子供に手が掛からなくなったらなったで寂しいことこの上ないはずなので、そのポッカリあいた穴にスラックキーを投入して癒されようという身勝手なシナリオです。

一応、ウクレレに対する情熱はいささかも衰えてはいないことはお伝えしておきますが。

それに今は、新しく注文しているウクレレを待っておりまして、買ったらすっからかんですが、ピックアップもつけたくて、そうなるとギターまでが経済的に遠すぎる、ということもあります。
なので、しばらくはやりませんが、いつか必ずやります。それはもう間違いないと思っとります。

2017年7月6日木曜日

今日僕はウクレレを弾く ~ラストギター発表会 2017

さて、続き。

そういうわけで、改めて自分のウクレレにまつわる体験を振り返り、このブログの空白部分をざっくり埋めてまいりました。

そして、ここからがこれまでの流れの完結編にして本題です。

僕がまた改めてブログのためにキーを叩き出したきっかけは、それは、先月あった南阿佐ヶ谷ラストギター主催の発表会があったからなのです。

僕らはキワヤデイジーどぶゆきウクレレソロクラス所属ではありますが、師匠のコネクションとラストギターさんのご厚意で2年連続で参加させていただいております。大変ありがたいことに。

2回とも、この発表会に賭ける熱い想い、というほどに燃え上がって参加表明しているわけではなく、ふわっと始まるプロジェクトみたいな感じでスタートしました。
しかしこの性格です。最終的には「やったるで~」と、もちろん一緒に演奏する面々も含めて少しでも印象に残るイイ演奏をしたいと思ってやっているのです。

ちなみに昨年は2人でエルビス・プレスリーの『Heartbreak hotel』と、ウクレレ界では比較的有名なラグタイム曲の『12番街のラグ』を弾きました。
今年は、ハワイアンの『カウアイ・ビューティー』と、ライ・クーダーの『Happy meeting in glory』を3人で演奏しました。

今年はMCにもちょこっと挑戦して、大きなミスなくまずまずの演奏ができました。
ただ自分の演奏が観てくれた方にどう響いていたのかは細かいところまでは、正直よくわからないのが本当のところです。わりと必死でしたので。

しかしながら、自分が見る側まわったときは、今年は不惑を過ぎて少々アンテナの感度が高かったのか、他の演奏者の方々が、僕らと似たような想いで演奏する姿がやたらとリアルに胸に迫ってきました。

そして2回目からだからなのだと思いますが、前年に聴いた方の今年の演奏の変わり様に、なんだか驚きをもって感動しました。センセでもないのに。

なんというか、ピンとくる表現を一番短い言葉で表すと『情熱』です。
いわゆる別に見た目アツアツな情熱じゃなくても、人前でイイ演奏する気概というか、みんなを楽しませようとする心意気がグッとくるんです。

演奏者たちの現時点でのレベル差は、それは多かれ少なかれありますが、蔭では誰もが沢山練習してるはずです。
何ヶ月やら1年やら自分のカラダに刻み込んだ練習の成果を、それを、この5分や10分に集約するのです。

演奏動画のように、何度もやり直して一番良かったテイクを使ったりはできません。
一発勝負。上手くいくところもあれば上手くいかないところもあります。ずっと上手くいってたのに、その場では上手くいかないこともあります。
それも含めて、今の自分の演奏がただただそこに鳴るのです。

技術的には、プロのように研ぎ澄まされた演奏と並ぶわけもありません。しかしながら、それとは別次元の個々の真剣な、または真剣に弾けた重みがあるのです。

斜に構えて言っちゃえば、コレ、どんな演奏であろうと何にもならないんです。

評価はつかないし、お金にもならないし、演奏動画で沢山イイねがついて自慢できるわけでもないし、家族に言っても「そうなんだ」で済んじゃうし、「コレが俺の生きてる証」というには大袈裟過ぎるし、世の中の多くの人を感動の渦に巻き込むこともなければ、誰かがずっと覚えてくれることもない。自分でもいつか凄く薄い記憶になるかもしれないし。

でも、だからこそ、そこに『情熱』がなければ成り立たないのではないのか、と思います。


演奏を通して、一本のヒトの想い、真っ直ぐ見えたというか。しかも、それをみんなで共感したというか。

そんな風に思っていたら、イベントの最後になって、このことを指した師匠の言葉や、涙ぐんでまで感動を伝えてくれた講師陣の言葉に、僕も危うくほろほろといくところでした。

危ない危ない。。イイイベントだったじゃんか。


さて、最後に。

『何のためにウクレレを弾いている?』

たまーにそんなことを思うことがあります。
ウクレレを弾かなくても死んだりはしないし、他のものでも楽しい人生をビルドアップすることはできるので、その絶対的な回答はないと思っています。
細かい答えを拾い集めて、たぶんこれが答えの1つだ!というのがホントのところかと。今回は、まー、そういう類の1つだったのだと思うわけです。

たぶん、このイベントの様子を映像にしても、僕の言いたい空気は伝わらないでしょう。
僕はウクレレを通じてあのときのその場にしかないものを回収したのであり、そして、言葉にしてもオイソレとヒトに伝わらないものを今、ここにたらたらと、書いたのでした。

うーん、久々の大盛投稿。満足。
明日以降はライトにライトします。





2017年7月3日月曜日

キワヤデイジーどぶゆきウクレレソロクラスへ(下)

さて、続き。


レッスンに入ってしばらくは、一歩引いて大人しくしておりました。
実際、講師のイメージに反して!?非常に落ち着いた感じの生徒さんが片手ほどしかおりませんでして、空気を悪くしないよう、なるべくやらかさないように、と、自分を抑えておりました。
ちなみに今もあんまり多くおりませんでして、是非一緒にやりませんか?とこの場で申し上げたかったりするわけですががが。

ま、月日も経てば慣れてきて、レッスン中に会話を撃ち込めるようになっていきました。そもそもは、撃ちたくなると抑えるのが大変なタイプでして。

デイジーさん自身ともちょいちょい親交が深まるようなエピソードがあり。
レッスンにAncestor'sのウクレレを持って行けば、坂井さんとデイジーさんのエピソードが出てきたり、そもそも「そのウクレレこないだ白土さんのとこに工事に出してたでしょ?」ってな話になったり。。。そんな話してたらデイジーさんのライヴにでかけたら隣にたまたま隣の席に白土さんがいたりとか。

それでもって、肝心のレッスンですが、2ヶ月に1曲のペースでやっておりまして、ジャンルは様々。
ただ、毎回技術的なテーマがあり、コレがなかなかいいのです。引き出しが増える上に楽しいのです。また、変則的なリズムや、コードの解説、大切にする響きや合理的な運指など細かく教えてもらっています。

ま、それだけといえばそれだけなんです。
絶対誰でも上手くなるかどうかはわかりません。ただ、僕に対する最も身近で最も手厳しい聴衆である奥方様は、デイジーさんのレッスンを受けて、明らかに僕の演奏の技術が上がったと言いますので、たぶんそうなのです。
上がらないで停滞していようものなら、子が産まれた時点で、即時撤退を申しつけられていたはずですから。

だったら動画でも何でもその証拠を見せーいっ!
と、いうところなのかもしれないので、久しぶりに演奏動画をアップしようかなと思います。
まだ撮っていないので後ほどの記事で。ハードル上げちゃいましたが、あくまで戦うべきは過去の自分です。


そんなこんなで気がつけば1年と半年程度の間レッスンを受けておりまして、師匠への愛情もひとしお。

というか、この人は師匠と呼んでいいかもしれん、と思うようになりました。

※デイジールックで飛び跳ねたりはできませんが。

2017年6月29日木曜日

キワヤデイジーどぶゆきウクレレソロクラスへ(上)

さて、続き。

デイジーどぶゆきさんのことは、スイスにいる頃から知っておりまして、それどころか、前述しました通りピッキングスタイルを考える中で参考にした人物でした。

デイジーさんと言えば、溢れる声量と強烈なキャラクターの第一印象。それだけ見るとなんかふざけてると思われがち。ウクレレをオシャレにキメたいみたいなヒトにはたぶんウケないでしょう。

ただ今となってはわかります。実はとってもとっても小さな音をニュアンスに加えて大事にする、凄く繊細なミュージシャンなのです。
そりゃ、超ハイテンションなのもありますが、至極まじめに、自分の伝えたいエンターテイメントに取り組む御仁。

ただ、当時はそこまでのことなんて知らないのです。歌の人、という印象でした。
動画を検索すればソロの曲もありましたが、あくまで歌メインのミュージシャン。
ウクレレソロクラスは時代のニーズに合わせて仕方なくやっているものなんじゃないかと、疑いました。さらには、ソロと言いつつちょいちょい歌も歌ってるんじゃなかろうか、と。

ところが、迷っていたときに背中を押したのが、意外なことにウクレレのミュージシャンにかなり辛口な我が奥方様でした。

奥方様は僕が思っていたよりずっとデイジーさんの音楽を評価しておったのです。

『とりあえず受けてみるのに値する人である』

そんなわけで門を叩くことになったのです。

電話でアポを取り、キワヤさんのウクレレスクールに出掛け、見学をしました。

そのとき自分の腕で十分対応できるクラスだとは思いましたが、実はここなら絶対上達できる!ほどは思わず、正直あまりピンとは来ませんでした。

でも、一度で何もかもがわかることなどないと常々思っているので、とりあえず入会しました。

でね、結果、コレがまた良かったんですよね。

2017年6月28日水曜日

ウクレレスクールへの道

さて、続き。

とある事情もなにも、もったいつけるようなことでは全くないのですが、奥方様が妊娠→出産というところに相成りまして。

茨城県の南方から、祐天寺までの往復はそれだけでほぼ1日終わってしまうため、これはちょっとアレだな、継続的に通うのは難しいという結論になりました。

※それでも極極たまーーに、どうしても受けてみたいものはタイミングを計って行ったりしてますが。

そして、また独りで練習をする身になったのですが、何というか停滞というか、壁にぶち当たってしまったというか、いまひとつ上達の道筋が見えず、悶々としておりました。

やはり何か外部からの刺激、自分の知らない技術を取り入れなければ先に進めない。そう思った僕は、平日の会社帰りに通えるスクールを探しました。
そしたら何のことはない、キワヤさんくらいしかなかったのです。

『まさか、ここに通うことになろうとは。』

割と天の邪鬼な僕は王道は選ばないことが多いのですが、このときばかりは他がなく。
実際、この時間に仕事終わって来れるのか怪しかったのですが、職場からのアクセスと自宅へのアクセスが非常によかったので、前向きに入校を検討しました。

説明を聞いて、選択肢は3つ。

・キヨシ小林さんのウクレレアンサンブルのクラス
・渡辺海智さんのウクレレソロクラス
・デイジーどぶゆきさんのウクレレソロクラス

さて、迷いました。


キヨシさんのクラスはまずアンサンブルなので本来の目的とは違うかな、と思いつつ、しかし大好きなキヨシセンセなので、一度受けてみたい気持ちもありました。

ただ、勝手な妄想ではございますが、なんとなくキヨシセンセは大勢の生徒の中では半ば神格化されているような印象がありまして。
僕のようなタイプはきっと地雷を踏むだろうと。


渡辺海智さんのクラスは内容がジェイクスタイルっぽいイメージだったので、ちょっと僕には無理かな、と。ま、きっと新しいことを沢山あるはずなので、やってみたくはあるんですが踏み切れず。


で、残ったのがデイジーどぶゆきさんのクラスでした。