2015年11月30日月曜日

ウクレレ片手に ~勝手につくば大使と勝手に・・・

こないだ近所にある『つくばハム』の敷地内で行われたマルシェに出かけたら、我が『優しいウクレレ時間』主宰のウチのボス、いやボスねこ。ねこレレさん(以下、敬意と親しみを込めて『ボス』と記載)が、若者2人にウクレレを教えていました。

ちょっとインパクトとアクの強い若者たち。なぜかスーツの二人組。

今月から勝手につくば大使になった『勝手につくば大使』の方たちでした。


言うなれば、いわゆる時間とエネルギーを持て余した若者のようですが、やたらとキラッキラとした目をしているのが印象的。

つくば愛の深さを体現しようとしている彼らをそれなりに応援したくなってきました。(弾いてあげたらウクレレにもピンときたようだったし)
とりあえず長く活動を続けてもらいたいところです。


僕の方は、今月から密かにキワヤさんの門戸を叩き、月に2度ほどウクレレスクールに通い始めました。

自分の中で、ウクレレで一体何をやったらいいのか、今はわかりますが、長期的なビジョンが見つかったら良いなというやや甘めの考えです。

先生はデイジーどぶゆきさん。

デイジーさんは僕の愛器をつくったビルダーさんと繋がりがあり、ピックアップを取り付けてくれたリペアマンさんとも繋がりがあることは知っていましたが、話をしてみたらウチのボスとも繋がりがあるという事実が浮上。

イッツ・ア・スモールワールド!

只今教わっているデイジーさんアレンジの曲がとってもいいのでボス主催のクリスマスライヴで弾こうと思っております。

しかし何なんでしょうね。ウクレレに限りませんが、情熱を燃やすものだらけの日常に、人が絡まってきて日々楽しくさせて頂いております。
恵まれております。

そして今日はそんな『優しいウクレレ時間』のメインたる活動に参加してきました。


楽しい時間はあっという間で、3時間なんてすぐに終わっちゃいます。
ヤバい。kiboringさんとアンプで遊ぼうと思っていたのに、残り時間10分もない!みたいな。

そしてバタバタと最後まで粘った面々で、打ち合わせを兼ねて近くのカフェへ。

※僕が打ち合わせることなど一つもなかったのですが(笑)

そして一段落。サクッと帰ろうとしたそのとき、個別会計の終わったそのときに、まさかの出来事が起こったのです。

お店の若い女性が、ウチのボスに一言。


「実はお話ししたいことがあるのですが・・・。」


なななんだろうこの展開は!「実は前々から好きでした。付き合ってください!」・・・ではないですね、流石に。

それは来月行われるそのカフェのパーティーでの演奏依頼でした。

あまりの展開に本当にビックリしました。

僕らはウクレレの話しかしてはいませんでしたが、ウクレレを弾いていたわけでもなく、そもそも誰もウクレレを店内に持ってきていなかったわけで。

つまり、ここでのボスの種まきは既に行われていたのです。そこのところ流石の手腕。
その種が芽吹く瞬間を目撃してしまいました。

ありがたきオファーに喜びながら、ウクレレを使って地元取手を元気にしたいと話すボスは、その瞬間本人も気付いたまさにそう、『勝手に取手大使』。

そして帰るところが、そのまま店内に逆戻り、たまたま居合わせたお客さんとウクレレを楽しんじゃいました。小一時間も。

これはもうレレハッピーデーそのもの。

楽しゅうございました。やる気でますホントに。

2015年11月20日金曜日

たとえ明日世界が滅亡するとしても、今日僕はハムとシールドを切る

気がついたらブログのページビューが一万を越えていました。ゼロから再び書き出してから1年と2ヶ月くらいでしょうか。

一般的に見て全く大したペースではないものの、いずれにしてもありがたきことです。

なにしろ、まとまっていて、読みやすくて、さわやか、読後感の良いブログとは無縁の、、、重たくて、無遠慮、しつこい。差し詰め、トンカツの端っこの部分。脂身の揚げ物のような記事群だな、とまさにトンカツを食べながら思いましたから。

※こんなブログを読んでいたら心のメタボリック症候群になってしまうかもしれない!

ちなみにこのトンカツは先週末につくばハムさんで奮発して買ってきたつくば美豚のロースです。

ふむ。

いつも奮発したときに買う平田牧場の豚肉も美味しいですが、つくば美豚もなかなか美味しいです。特に脂身の風味が特徴的。

ちなみに、つくばハムさんで人気の出来合い品、煮込みハンバーグも味わいに個性があってなかなかレベルが高くておすすめです。

さて、そんなわけでコレからはハムブログに転向しようと思います。


『たとえ明日世界が滅亡するとしても、今日僕はハムを切る』


む。

よく考えたら、ハムの話はまだ一言も書いていないぞ。


さてさて、前回の記事の通り、図らずも急にプリアンプがやってきてしまったので、シールドがもう一本入り用になりました。

たまたま御茶ノ水に行く予定があったのでついでにGeorge L'sのシールドをもう一本買おうと物色。

しかしギター・ベースのほぼ全部の店を回ってみたものの見つからないという悲劇。ただの階段上り下りダイエット。日頃の行いの悪さが際立ちます。

そしてこのためだけに停めたパーキングメーターが嘲笑うように残り30分の点滅をしています。

そこで、なんとか意味のある300円の捻出にすべく、巷でウクレレの聖地と聞くアキオ楽器さんに行ってみることにしました。

なかなか独特な雰囲気のお店です。
広くはないのでとりあえず店主に挨拶して物色。

いきなり、あるでないの、まさかのGeorge L's。
でも、定価であるし、そもそもそんなに長いものはいらんのです。

結局は一回りしてまた挨拶をして外に出ました。ですが、一応300円分程度のひらめきは得ました。

プラグだけ買って今あるシールドをカットしてハンダづけすればいいんだ、と。

ところが家に帰ってよくよく手持ちのプラグを見てみると、ハンダづけすら必要ない構造だということが発覚。

いわゆるケーブル切り放題のプラグ付け放題。
セメダインのいらないガンプラのような感覚。

ただケーブルの径は一般的なものより細いので、純正のプラグとプラグの樹脂カバーをネット注文しました。





一件落着。楽しいっす。


え!ハム?




つくばハムさんの横に移転したマカナアロハさんです。

2015年11月13日金曜日

ウクレレの電気的増幅ワークショップ

休みの日に出かけるとき、道が混んでいたり、駐車場が混んでいたり、行った先の施設が混んでいたり、ということがよくあります。

朝早く起きてみたり、昼時を外してみたり、敢えて夕方に行ってみたりしますが、そんな努力は全く無用なところに行ってきました。


小幡城跡。
お城と言っても立派な石垣に天守閣があるわけではなく、小高い丘の上から町を望むわけでなく。


地形を活かしてつくられた土の平城。
建物はありませんが、少し整備すれば城として機能しそうな希有な状態。


深い空堀や櫓や本丸跡を含めて城の導線がほぼ残っています。


人っ子1人いない環境。周囲とは隔絶した空間、必要なものは想像力だけ。

誰もが知っている歴史とは違う無名の祖先の営みに想いを馳せます。

今とは大分異なる生活習慣、文明、社会の中、僕らと似たような顔の人々が、僕らと同じようにもがきながら一生懸命生きていたんでしょう。


さて、先日の記事でも書きました通り、昨今のウクレレとのお付き合いの仕方でもがいておる僕は、富永寛之さんのウクレレワークショップに行って参りました。

テーマは『ウクレレの電気的な増幅について』です。

最近ピックアップを搭載した愛器Ancestor's 4Mと、RolandのアンプAC-33、そしてGeorge L'sのシールドを引っさげて、まさかの電車移動で茨城から遙か遠くの祐天寺ポエポエさんまで。

自分の機材持ち込み可なのです。そりゃ持って行きますとも。


「遠いとこまでよく行くよね。感心するわ。」


これは身内の愛情溢れるコメント。
『感心』の部分に深い疑問を抱きつつ、不肖有休を消化しつつ、何も振り返らずに行くのです。

ワークショップの内容は、もちろん世の中の事情を知ったるイチ大人として言えません。

しかしながら、とても心に残ったことを一つだけ食べ物で例えてみます。


まず、音として真に幸せなのは生音だということ。
そのとき、その場の小さな範囲でしか味わえない贅沢。言うなれば釣りたての魚を船上でさばいて食べる至福、リアル感。

そして生音と電気的な増幅音のブレンド。
新鮮な魚の刺身を港近くのお店で食べる感覚。自然一体のリアル感は薄まるけれど、やっぱりうまいはず。

最後は、電気的な増幅音。
コレは言うなれば街の洋食店で食べる魚のフライ。新鮮な材料はあった方がよく、適正な調理で仕上げれば普通に美味しい。
ただ、同じ海のものを使っているけれど、刺身とは目指すベクトルが違うし、どう転んでもお刺身と同じ味にはならない。

とは言え、状況によっていつでも新鮮な刺身を食べれるとは限らず、フライで食べた方が結果的に美味しい場合もあるわけでございます。


うーむ、『言い得て妙』ならぬ『言い得てぬ微妙』のようだ。


いずれにしても、美味しいものはケースバイケース。
おのれの基本路線は維持しつつ、状況によって使い分ける柔軟さと、何を求めて何を諦めるのか、ヒントを頂きました。


そして、気づいたら懐にこんなものが!ぷりっぷりのプリアンプ。

良いと聞いていましたが、こやつの魔力にやられた宵でもありました。

言うなれば、魚のフライにつける最高のタルタルソース!!

さ、クリスマスライブイベントに向けて練習を頑張っちゃいましょう。


※しばらくは刺身も洋食もなしのカップ麺生活ですな。

2015年11月4日水曜日

三つ巴の秋(演奏 : Red Roses for a Blue lady)

先週の土曜日、朝からテニスをしに公園へ。

前週はさして紅葉の気配はなかったのに、銀杏の落ち葉で黄色い絨毯ができかけている。車の上には黄色い紙吹雪。


秋がやってきた。


秋と言えば「スポーツの秋」ということで。

そのままみっちり4時間のテニス。
健全な精神と、疲労困憊の身体を得る。



そしてまた「食欲の秋」。

その夜に6時間も飲み続け、翌朝、体重計のメモリを読む。
日曜の休養は見事に中止決定。



重い身体を引きずってテニスコートへ。球を追い、酒を絞り出す。

つまりは「スポーツの秋」アゲイン。



しかし「食欲の秋」は不死身のよう。

午後には最近ハマっているフランスパン焼きに精を出す。

一次発酵の間にウクレレ練習。



コレは恐れ多くも「芸術の秋!?」

こないだ取手の島村楽器で買ったキヨシセンセの譜面『ウクレレスウィートジャズ』。
ザラッと弾いてみてお気に入りは『Misty』と『Red Roses for a Blue Lady』。

両方ともこないだ誰かが弾いてたな、なんて思いながら、軽快に弾く。楽しいアレンジ。


※この映像は今さっき弾いたもの、夜も遅めだったのでテイク2で軽快に妥協。



二次発酵の間に、ハワイアンレストランのHanaumaさんで、今年最後の『Hanauma bay 』のライブに向かう。

まさに「芸術の秋と食欲の秋のコラボレーション」。

Hanaumaには最近しょっちゅう行っているので、ついにウェイターのおじさんに顔を覚えられたようだ。

ついでに今回もねこレレさんのお誘いに乗じてステージに上がった。
2度目なので僕は驚かなかったけれど、驚いたのはウェイターのおじさん。

楽しい。そして、腹いっぱい。
なんだかんだでハワイアンはアメリカン。



でも、「食欲の秋」は不滅。しつこい。


帰ってから焼き上げたフランスパン(まだまだ納得いくデキではない)、結局のところ胃袋にダイレクトシュート。
これは下っ腹には確実にイエローカード。

ゆえに月曜、仕事の後、またしてもテニスでいろいろ絞り出す。



疲れる、でも・・・

『休養?なにソレ食べれるの?』

まさかまた「食欲の秋!?」



2015年。

「スポーツの秋」「食欲の秋」「芸術の秋」。

三つ巴の仁義なき戦いは続く。