2015年8月26日水曜日

ローカルなウクレレ活動

長いこと日本を留守にし、帰ってみれば元々縁もゆかりもない土地に住み着いた僕にとって、最近もっとも重要なテーマの一つがローカライズしていくことです。

つまり、移り住んだ土地の文化に慣れ、地域に根ざす、ということでしょうか。

長いこと住むことも視野に入れているので尚更大切なのです。

イギリスとスイスで四苦八苦しながらローカライズして、結果楽しかった思い出があるので、それはそれでワクワクしていますが、日本で人と人との関係を築くのは、意外と難しいとも感じています。

とは言え、そこにこそ楽しみや喜びがあることを知った海外生活でもあったので、趣味を駆使しつつ、良い出会いを求めて邁進しているところです。

ちょっと真面目なことを書いてしまった、反省。
しかし「ほぼ惜しみなく愛を与ふ」人生観でやっていきたく存じます。


さてさて、ウクレレは僕の純然たる趣味ではありますが、人と出会う優良なツールであることにも感謝したいと思っています。

先月も書きましたが、今月も自宅から車ですぐのハワイアンレストランにて、美味しいTボーンステーキを食べに・・・ではなくって、kiboringさん達のライヴを見に行ってきました。

会場はザ・夏休みな感じのリラックスした盛況さで、実は満席ゆえ一時間待ちということで入店を断念。

道を渡って反対側のレストランでステーキを食べそうになりましたが、そのとき奇跡的にあいていた二人席があったようで、店員さんが駐車場までダッシュで追いかけてきてくれました。

僕らの後にまだ二人組が待っていたようですが、哀しい顔で去っていった僕らに対する店員さんの嬉しい配慮でめでたく着席。

こんなことをしてもらっては、本当は全然食べたくない(嘘)Tボーンステーキを食べてお店の売上の足しにしてもらわないと申し訳がたちません。


ヨメ「人との出会いと言うより、肉との出会いの話になってきておりますが?」

僕「『肉』という漢字には『人』が二人も入っているんだから問題ない。むしろ、肉>人。」


などという会話は全くありませんでしたが、お気に入りのサウンドと肉に癒されようとする卑しい僕。

演奏者の方たちも、前回よりものっているように見えるリラックスムード。癒し系パーカッションも増えて楽しく過ごしました。

演奏が終わったところで、前回できなかった挨拶をしにいきました。
メンバーの方たちとも一通り挨拶させていただき、やっと1人の社会人としてちゃんとできたな、と思っているとなぜかそのまま一緒にステージで弾こうということに。

ウクレレも心の準備もありませんでしたが、あれとあれよという間に、明るい明るいステージの上で借り物のウクレレでコードを弾いておりました。


メンバーの方のフォローや、視界に入るお客さんの視線が優しく、なんだかそこまで緊張せずにフワフワとした僕の初めてのステージ体験は終わりました。

本当に簡単なコードを弾いていただけなのですが、誠に楽しゅうございました。
関係者の皆様、ありがとうございました。


そして、そんな素敵な日曜日、の、その翌週の日曜日も、近所のショッピングモールにウクレレを聴きに出掛けました。

ウクレレプレーヤーの渡辺海智氏と、パーカッショニストの佐藤"仙人"文弘氏の無料ライヴがあったのです。

これも前週に挨拶に行かねば知り得ぬ情報でした。感謝!

実は彼らの動画を見たことはあったのですが、やはり生は断然違います。

特に仙人氏のカホンは、ただの木の箱からこれほど多くの音とリズムが生み出せるのかと呆気にとられるほど。



海智氏のオリジナル曲は、ウクレレなのにイイ意味でどこか憂いがあって、どうやら僕はかなり好きみたいです。
カホンともよく練られていた演奏は、まっこと気持ち良きサウンドでした。

ここ一ヶ月ほど沢山ライヴを見ているので、海智氏の演奏も割と同系統の演奏なのかなと思っていましたが、意外とそうとも思わず最新アルバムも購入しました。

パーカッションも入っているか確認しちゃいましたが、仙人さんもしっかりサポートしているようです(笑)

いやはや、結構好きになっちゃったので、これからもウクレレを使って良い「音楽」をつくっていって欲しいところです。



・・・という感じの半径5キロ以内の地元なウクレレ活動、満喫しております。

しかしながら、僕の暑い暑いウクレレの夏はひとまずコレにて終わりのようです。

来週はPOEPOEさんでのワークショップにオケ練初参加、そして僕のウクレレライフは年中無休ではありますが、どうやら世の中が暑くなくなってきましたから。


2015年8月24日月曜日

BMQライヴ(演奏 : SWEET MEMORIES)

もう大分前になってしまいましたが、帰国して初のブルームーンカルテットのライヴに行ってきました。

最近はあまり都内でのライヴがないので、念願の一夜でございました。



会場の浅草は頑張れば職場から歩けるので、スカイツリーを横目にてくてくてく歩いていきました。
ビール用のカロリー消費が大事です。

残念ながら富永さんの愛器が直前に壊れてしまったようで、夏の涼しげなウクレレバージョンBMQではなかったものの、ギター編成を聴くのは初めてだったので、それはそれでさほどがっかりもせず楽しんできました。


ライヴの様子はうまく言葉で表現できないのですが、いや、むしろ小賢しい僕の言葉で説明したくないだけなのかもしれませんが、とにかく最高に楽しかったです。

楽器を使って演奏しているだけなのに、なんだかセリフがあるように聞こえます。
ストーリーがあるわけでもないのに、物語の次の展開にドキドキします。
奇をてらった演出があるわけでないのに漫才のようで、オチがあって、でも、やっぱり紛れもなく音楽なのです。


うーん。伝わらない(笑)


基本は楽器演奏のみのBMQですが、実はたまにトランペットの黄さんのヴォーカルという裏メニューがあります。

我が家では以前より、黄さんの歌う『全て失ってもいい』という曲が、身も蓋もなく言うとヘタなのに、なぜか心に刺さってしょうがないという共通認識があり、実は今回のライヴで聴きたい曲の一つでした。

タイトルコールがあったときにはその夜一番のでかい声が出てしまいました。

ポニョの大橋のぞみちゃん的な掴まれ方をするその歌声は、素晴らしいトランペットの技術と稀有なキャラクターがあるから成立するようなこともあって、ときには客席から「歌わないで~」と言われることもあるらしいです。

ただ歌は上手ければいいというのと違うということに、改めてふっと気付いちゃうんです。

おそらくは黄さんにしろ富永さんにしろ、このことを確信犯的に発信しているんじゃないかと思います。

そんな黄さんのヴォーカルアルバムが、まさかのヴォーカルアルバムが、最近リリースされたらしいです。。。すごい、まじか!


さてはて、前回の、というかまだライヴに来たのは二回目なのですが、一年と8ヶ月前にライヴに来たときに、当時出たばかりのウクレレマガジンを持って富永さんにサインを書いてもらいました。

そのとき、まだまだウクレレ初心者に毛も生えていなかった僕は、掲載されていた楽譜の何から練習したらよいかを含め、激励してもらったのを良い思い出としてスイスに持ち帰りました。

今回、大分日もあいたのですが、ライヴの中休みにライヴアルバム買いがてら一応挨拶させてもらったら、どうやら覚えてくれていたようで、なんだかとてもうれしく。

あれから頑張って練習したので、やっとこさ『Sweet Memories』も弾けるようになりました。と報告。


ホントかよ!?ということで、久々に動画をアップしてみました。


久々に気づく、まだこの程度だった感。
一層の精進が必要でした。

そしてライヴは、後半戦。
店の特徴柄、フラッと入ってくる外国人観光客らしき若者がかなり多く、凄い演奏に盛り上がり、音楽は軽く国境を越え、たまに黄さんのヴォーカルにはてなマークが、でも、ひたすらに楽しき宵でございました。

2015年8月8日土曜日

矢追善隆・青木岳・名渡山遼・Tomoki Satoライヴ(敬称略)

ウクレレピクニックをあとにして向かった先は、四谷三丁目のメビウスというライヴバー。

ここでヤンコミュージックエンターテイメントの矢追善隆氏(ソプラノサックス/スティールパン/ウクレレ)と青木岳氏(キーボード)。
ソロでの活動も多いウクレレインフィニティの名渡山遼氏(ウクレレ)、Tomoki Sato氏(ヴォーカル/ウクレレ)とのライヴがありました。

あくまで対バンではなく、基本的に全員で作り上げるステージです。

ちょっと前から、Tomoki Sato氏の歌とウクレレが、僕の中でちょっとしたブームになっておりまして、タイミング良く最新のウクレレマガジンにスコア付きのソロと歌の音源があったのでドライブミュージックとして採用。

掲載してあったソロもちゃっかり練習しているのです。あのグルーヴ感に指が後手後手でついて行きませんが、弾いていてなにしろ愉しいんですね。

そんなとっかかりから、名渡山氏も見れたら尚良し、最高。初、生、名渡山くんであるし、ウクレレインフィニティが揃えばおそらくは僕の好きな『Happy Hour』という曲が聴けるに違いないという打算。

そして矢追氏も気がつけばTwitterでフォローしあっている方ですし、どちらかというと僕はライヴに行くなら、ウクレレオンリーよりも他楽器含めた演奏者の掛け合いに興奮するタイプです。

これはもう行ったらええやん!ということで、急遽予約。
横浜さ出たついでの帰りしなに四谷三丁目にドロップインしたのでした。

ちなみに先週末もこのライブバーから半径200m以内で呑んでいたという、僕の夏の思ひ出、四谷三丁目。

デジャヴのように先週と同じ道を歩き、迷うことなく会場につきました。


席についてビール片手に見回してみるとほとんど全員の方々が出演者とお知り合いのよう。
広くない会場、各々で活動する4人が揃えばそうなるのも当然かもしれません。

満席ですが我々以外に一見さん!?は見あたらず、やんわりとしたアウェイ感が漂います。
よく席取れたなという趣きです。

ただ、早めに着いたので、そこそこ良い感じに狭間の席を確保できました。

うろうろしていたのは、ライヴ前の細かな準備をこなす矢追さん。お行儀良く面白いことをいいそうな、雰囲気に清潔感のある御仁です。

舞台の隅に居座り職人気質なオーラを発している御仁、音響の人かと思ったらまさかの青木さん。

そして若い二人。そうか、これが若さってやつだった、忘れてたよと、汚れ多き自分を反省するばかりにフレッシュ感。
非常にナチュラルな形で勢いや上昇志向を感じます。


そしてライヴ開始です。

ファレル・ウィリアムスの『Happy』から始まりましたが、ツインウクレレにソプラノサックスとキーボード、そしてヴォーカル。
良い意味でウクレレライヴ然としておらず、サウンドの勢いと厚みがあって観客をぐいぐい引き込んでいきました。


ヤッパリナイスヴォーカルなTomoki氏。なのに演奏も全く抜かりなし。
ジャック・ジョンソンが大好きだというライヴバーの店員さんもこのライヴを気に入ったご様子。って関係者でもないのにそう告げられた僕。

矢追さんのソプラノサックスはクリアな音を響かせます。
ウクレレ音につかず離れず要所で出てきて演奏に転機を与えます。
一カ所高音の処理がカッコ良すぎて悶絶。
また、場を上手に作っていたのが印象的でした。

名渡山さんが、コーラスに入ったのにビックリしましたが、やっぱりホントに多くのリズムを持っているなという超絶右手です。左手もだけれど。
言うに及ばずキレッキレ。細かい変化の宝庫です。

足りない音は青木さんのキーボードが補完してうまくまとまっていました。結構いろんな音を使っていたように思います。
また、途中の青木師匠とのデュオコーナーも演奏者共々かなり盛り上がりました。

ウクレレ関連ではお目当てのHappy Hourも聞けましたし、やや道連れ感のあったヨメ殿もBody Surfingなども知っていたので喜んでおりました。
もちろん他の曲もですよ。


そんなわけで、終演。
なんという、充実感。
老体ゆえ、疲労困憊。
さらっとした、撤収。

長い長い1日も終わりです。


名渡山氏のニューアルバムを購入してサインを入れてもらい、お次はTomoki氏に頼もうとしたら「今日実はCDを持ってなくって」という個人的には衝撃的なオチがありましたが、仕方なし。

それでも誠に良いライヴでした。


さてはて、8月1日の一日で、ジェットコースターのように実に多くの演奏をこの目で見ることができました。
長い間遠くから間接的に見ていたものにリアリティが乗って、いやはや満足です!
実感はありませんが、きっと僕の中で何かが少し変わったに違いありません。

(了)



PS
そして次の日は丸一日本格的に丸ごとバタンキュウ。この歳になると、遊びもほとんど命懸けということでしょうか。ヒィー。

2015年8月6日木曜日

ウクレレピクニック2015 後編

さて、続きを。


灼熱の砂浜ステージでかじりついて演奏を見ていたのですが、ビールを買ってきてもらったところ、一秒ともたずに完飲。

瞬殺です。喉が鳴る暇などなし。

また、あまりに暑くてアルコールよりも水分を求める不甲斐なきカラダです。

とりあえず耐えられなくなり、赤レンガ倉庫に逃げ込んでベンチに座って束の間の冷却を試みます。
ボケッとする事、数10分。癒し系の戦場へと再び返り咲きました。


次の予定まで少し時間があったので、改めてゆっくりと周回します。

まず、オフィシャルTシャツを物色。
買おうと思っていましたが、デザイン的にちょっと不満で購入に至らず。
低予算なのはわかりますが、もう少し頑張って欲しい感じです。

黒澤楽器さんのブースでウクレレ時間なる冊子をゲット。でも、肝腎のウクレレ本体に関しては、どこのブースに行ってもあまり食指が動きません。

一方で、こう暑くては屋外でのハンバーガーやソーセージにも食指は動かず、求めるものは水、氷、水、氷。

実はちょっと気になるブースもあったのですが、危険な香りがしたので覗くのを自制して、スムージーを手にヤシの木ステージでの演奏を聞きに出掛けました。

ちょうど東日本震災の復興の活動をいつもネットから見ていたレレサポの方のステージ。
たぶんメインでやっているのはこの方なのだろうな、と思いつつ、中部地方のウクレレ活動の本拠地だというほくぶ亭の方もおり、なるほど、日本のウクレレ文化の一翼を担う方たちですね、っと。

そして多くの面々、失礼ながら演奏前から完全にお馬鹿なことをやっているわけですが、それをやるならひたすらやりきることが何より重要なことを知っているクレバーな部分も感じます。

そしてデイジーさんが登場。
そんなに沢山観客がいたわけではないのですが、場のボルテージが二倍に吹き上がります。

やっぱりやりきるという面では他の追随を許さんな~と、決して上から目線なわけではなく、ステージの方と共に一緒に楽しみました。

しばらくステージを見ましたが、ほどなく神田商会さんでデイジーさんのデモがある時間。

かき氷を充填しながらひらりと駆けつけ、ひっそりと最前列で見させていただきました。デイジーさんが演奏したのは4弦だけれどウクレレではないマーリンという楽器。

音はエキゾチックで、やや中東を感じる砂漠の夕日のような音。
以前このブログでご紹介したダルシマーの音に似ていると思っていたら、やっぱりそうで、ダルシマーの一種をモチーフにした楽器のようです。

デイジーさんのオリジナル曲オモエサンライズや、スタンダードなアメージンググレイスなど、ウクレレとは別の郷愁を含んだしみる音色。

パワフルで底抜けに明るい歌がある故に、そのあがりきったテンションの隙間にジュワッと忍び込んでくる切なる人の想いを載せた歌。

結局最後は照れ隠しなのかふざけて終わるんですが、生デイジーさんの歌もしみわたってきました。

演奏後、エッグマラカスを買って、ここで一通りのミッションを完了。
満足です。

夜までは体力的にムリなのはわかっていたので、夜は涼しいところで座って呑みながらウクレレを聴こうと画策しておりました。
ウクレレピクニックの日程にライヴをぶつけて来ているプレイヤーが意外といるのです。

つまり初めてのウクピクは、コレにて終了。

ほんの少しだけ陽が和らいだ赤レンガ倉庫をあとにする我々、、、のはずでしたが、なんだか1人戻っていくおっさん1名。

先ほどの気になるお店。実はずっと欲しかったネックレスのお店があったのです。



クジラの骨製のネックレス。
特価品ウクレレを狙った諭吉さんが最後の最後でコレに化けました。

ま、ま、ま、満足。


「だろうな!!」←天の声

ウクピクのホントの醍醐味は夜だろうなと思いつつ、さしあたり初陣はややマイルドに楽しんで参りました。


暑さを避け、建物内で軽く腹ごしらえをして、みなとみらい駅へと消えていく我々。

次なる目的地は四谷三丁目なのでした。


ウクレレな1日はまだ続く。

2015年8月4日火曜日

ウクレレピクニック2015 前編

ウクレレピクニックにてもっとも大切なもの。。。

それは赤レンガ倉庫内の冷房です!!

「暑かった。」

こんなに暑い日にただのピクニックには絶対行きません。

『ウクレレ』がつけばこその所業。

スイス在住時代には人様のレポートを指を加えて読むことしかできなかったあのウクレレピクニック。


「思えば遠くへきたもんだ。」


そんな感慨があったようなないような。
でも、とりあえず自宅からは結構遠いヨコハマへ行って参りました。

ちなみにオンラインで見ていたヒト、モノを自分の目と耳で確かめる、これが今回の最大のテーマです。


さて、渋るヨメ殿をなんとか口説き落として、僕らは一日目の真っ昼間から出陣いたしました。

先日もきゃーきゃー喚きましたが、意中のCorey Fujimoto氏のステージが、スケジュール公開当初の2日目夜から、1日目昼に変更されておりました。

それを見越して12時半の灼熱地獄絶好調の戦場へ着陣。


なんと暑い。我、干物にならんばかり。

まずはぐるりとウクレレピクニックのスケールを確かめるように一周。
意外とコンパクト。でも暑いのでこれぐらいが丁度良い感じです。


13時から神田商会さんでJazzoomcafeさんによるデモンストレーションの事前情報を掴んでいたので、それまで物色の旅に出ます。

フトコロにはヨメに無許可の数万円。
こんなに暑いところにウクレレを置いていたら、楽器に良くありません。


「僕が安全なところに連れてってあげるよ。ほら、丁度ウクレレを持ってきていないし。」


恐るべき確信犯な僕は、まずはキワヤさんのブースへ、ここはいつもお値打ちなものを結構放出していると聞いております。

早速、見つけたのはお客さんにK-Waveのウクレレを薦める原社長。自ら最前線で戦っておられます。


「横で何かやってるよ。」


ヨメの声にひかれてみた隣のテントでは、まさにキワヤのなべちゃんことDA1君のデモ演奏が始まるところでした。

曲目は確かジュリアス!?きっと彼のニューアルバムに入っている曲でしょう。

キレッキレの演奏は生では初めて見たジェイクの流れをくむ奏法。これはライヴではホントにガツンときますね。

キワヤチャンネルでよく見てますが、彼は以前親父の付き添いでウクレレを買いに行ったときに既に見ているので、ここでの収穫は社長だけ。

ウクレレもさほどビビビと来ずに通過です。

以前イギリスのマンチェスターで買おうとしてヨメに却下された超小型のウクレレiukeをチラリと試奏しつつ、次に見つけたのは、ウクレレ界ではもっとも著名なキャラクターとなったU900の方。もちろんこの段階では着ぐるみは着てません。

ア・ヌエヌエなどの輸入販売をしている日本娯楽さんのブースでベースとドラムと一緒にベンチャーズやビートルズなど楽しそうに演奏されてました。
なんとも小気味よい演奏。
なんだか全く暑くないかのよう。

セイレンブースでは高橋社長を目撃。
そしてバンジョーレレを試奏。
ポッコポコな独特の音。これなら暑さにも耐えられそう!?
面白いけれども買うには至らず。

続くタカミネのブースに佇んでいたのは、さぁささん。
こちらはとっても暑そう面持ち。
タカミネのウクレレは結構無骨なデザイン。ギター繋がりなのでしょうが、なかなかに意外性のあるキャスティング。

とかなんとか、ブラブラしつつそろそろ神田商会のブースへ。

ルーパーのようにコードを弾いたら、自動的にドラムとベースの演奏が生成されるというTRIOというシステムの紹介でした。

それ以外にも沢山機能があり、いやはや、1人でここまでやっちゃいますかという感じではあります。
ただ裏を返せば、ソロ弾きもいいですが音楽を楽しむならば、やはり複数の楽器がどうしたって必要なのだとそんな想いを感じます。

そしてはじめての生Jazzoomcafeさん。

柔らかな物腰からなんという高速な指さばき。これはもう高速ストラム系の演奏とはまた違う、唯一無二な演奏です。
凄すぎて頬が緩みました。

演奏を楽しんだ後には楽器センターの白土さんと久々にご挨拶。

しばらく談笑しつつ、さりげなくピックアップの取り付けを打診しつつ、次のデイジーさんのデモンストレーションの情報を頂いて一旦退散。


そそくさと砂浜ステージへ。

既にCorey Fujimoto氏とJeremy Hirokawa氏のステージが始まっておりました。いかんいかん。

ヒロカワさん。なかなか良い声。
その隣りで気のいいギャングのようにウクレレを弾き倒すフジモトさん。

大きな身体に対して小さなウクレレを技量も含めて完全制圧しているような印象です。
僕なんてどこかウクレレに弾かされているんだろうなと思ってしまいます。
ホントにフェスらしい楽しげな演奏でした。

そして演奏後、CDを買ってサインをもらい、ガッチリ握手して、ツーショット写真をしっかり撮ってもらう僕です。

ヨメ曰く心なしかビジュアルが似ている2人だそうです。



しかし、ヤバい、何コレ、大満足。

韓流スターや氷川きよし氏をおっかけて一緒に写真を撮るおばちゃんのマインドをどっぷりと初体験しました。

では、後編へ続きます。