2015年8月24日月曜日

BMQライヴ(演奏 : SWEET MEMORIES)

もう大分前になってしまいましたが、帰国して初のブルームーンカルテットのライヴに行ってきました。

最近はあまり都内でのライヴがないので、念願の一夜でございました。



会場の浅草は頑張れば職場から歩けるので、スカイツリーを横目にてくてくてく歩いていきました。
ビール用のカロリー消費が大事です。

残念ながら富永さんの愛器が直前に壊れてしまったようで、夏の涼しげなウクレレバージョンBMQではなかったものの、ギター編成を聴くのは初めてだったので、それはそれでさほどがっかりもせず楽しんできました。


ライヴの様子はうまく言葉で表現できないのですが、いや、むしろ小賢しい僕の言葉で説明したくないだけなのかもしれませんが、とにかく最高に楽しかったです。

楽器を使って演奏しているだけなのに、なんだかセリフがあるように聞こえます。
ストーリーがあるわけでもないのに、物語の次の展開にドキドキします。
奇をてらった演出があるわけでないのに漫才のようで、オチがあって、でも、やっぱり紛れもなく音楽なのです。


うーん。伝わらない(笑)


基本は楽器演奏のみのBMQですが、実はたまにトランペットの黄さんのヴォーカルという裏メニューがあります。

我が家では以前より、黄さんの歌う『全て失ってもいい』という曲が、身も蓋もなく言うとヘタなのに、なぜか心に刺さってしょうがないという共通認識があり、実は今回のライヴで聴きたい曲の一つでした。

タイトルコールがあったときにはその夜一番のでかい声が出てしまいました。

ポニョの大橋のぞみちゃん的な掴まれ方をするその歌声は、素晴らしいトランペットの技術と稀有なキャラクターがあるから成立するようなこともあって、ときには客席から「歌わないで~」と言われることもあるらしいです。

ただ歌は上手ければいいというのと違うということに、改めてふっと気付いちゃうんです。

おそらくは黄さんにしろ富永さんにしろ、このことを確信犯的に発信しているんじゃないかと思います。

そんな黄さんのヴォーカルアルバムが、まさかのヴォーカルアルバムが、最近リリースされたらしいです。。。すごい、まじか!


さてはて、前回の、というかまだライヴに来たのは二回目なのですが、一年と8ヶ月前にライヴに来たときに、当時出たばかりのウクレレマガジンを持って富永さんにサインを書いてもらいました。

そのとき、まだまだウクレレ初心者に毛も生えていなかった僕は、掲載されていた楽譜の何から練習したらよいかを含め、激励してもらったのを良い思い出としてスイスに持ち帰りました。

今回、大分日もあいたのですが、ライヴの中休みにライヴアルバム買いがてら一応挨拶させてもらったら、どうやら覚えてくれていたようで、なんだかとてもうれしく。

あれから頑張って練習したので、やっとこさ『Sweet Memories』も弾けるようになりました。と報告。


ホントかよ!?ということで、久々に動画をアップしてみました。


久々に気づく、まだこの程度だった感。
一層の精進が必要でした。

そしてライヴは、後半戦。
店の特徴柄、フラッと入ってくる外国人観光客らしき若者がかなり多く、凄い演奏に盛り上がり、音楽は軽く国境を越え、たまに黄さんのヴォーカルにはてなマークが、でも、ひたすらに楽しき宵でございました。

2 件のコメント:

  1. ブラボ〜
    富永さんのアレンジは、やっぱりかっこいいですね。ハイ次郎さんごいす〜。私もウクレレマガジンのスイートメモリーズが弾きたいリストに入っていて何度か練習したんですが、ナカナカ進まず挫折です。

    「すべてを失ってもいい」をYou-Tubeで観てみました。ライブの雰囲気がカッコいいし、ボーカルの評価も納得でした。他の動画でみた黄さんの力が抜けたトランペットもいいですね。

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    1. kiboringさん、ありがとうございます!
      沢山プロのライヴを見に行ったり、kiboringさんたちのライヴを観てリアルに刺激を受けて頑張ってみましたが、聴かせる演奏はやっぱり難しいようです。
      ともあれ地道に頑張っていきます。

      黄さんのヴォーカルのことばっかり書いてしまいましたが、トランペットやコルネットも、いいんですよね。

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