2015年6月24日水曜日

手持ちのコンサートとソプラノロングネックを比べてみる。

※以前にも書きましたが、ウクレレのサイズ表記に関しては明確な業界統一基準はないと思います。

上がAncestor's Ukuleleのコンサート。
下が松井ウクレレのソプラノロングネック。



(上)キルテッドマホガニーと(下)ベアクローシトカスプルースの表板。

指板・ブリッジは(上)エボニー(下)ハワイアンコア。

この松井ウクレレはおしりが大きいデザインなので全幅はあまり大きく変わりません。

ボディの全長はAncestor'sの方が2cmほど長いですが12フレットジョイントのため、14フレットジョイントの松井ウクレレと比べるとウクレレ全体の全長はあまり大きく変わりません。

ちなみにスケール(ナットからサドルの距離)は松井ウクレレの方がわずか5ミリだけ長くなってます。





どちらも派手な裏側。
(上)キルテッドマホガニーと(下)カーリーハワイアンコア。

ネックはどちらもホンジュラスマホガニーですが、Ancestor'sはヒールの部分でジョイントした2ピース構造にカーボンファイバーを埋め込んだもの。松井ウクレレは間にハードメイプルを挟んだ縦三層構造。




※この写真は上が松井ウクレレ、下がAncestor'sです。

ペグはどちらも同じゴトーのUPTですが、ネックの太さがかなり違います。

松井ウクレレはラウンド指板。
Ancestor'sはストレート指板。

裏板のラウンドのさせ方も異なります。
ボディ厚は似たようなものですが、コンサートボディは容量がやや大きいので、相対的にはAncestor'sの方が薄い・・・いや、やっぱり似たようなものかも。




ラッカーと漆で仕上げもだいぶ違います。鳴り方も。

うーむ満足。
もうウクレレはしばらく買わなくてOKです。スイス時代のように毎日チェックすることもなくなりました。


弾くだけ弾くだけ。
モノへの愛情を新たな経験に昇華すべし。


2 件のコメント:

  1. ウクとレレ2015年6月26日 10:20

    出来あがったんですね、Ancestor’sウクレレ♪
    木目も綺麗だし色合いも渋くて素敵~、どんな音がするのか気になる~。
    オーダーメイドのウクレレだと出来あがってきた時の満足感が全然違うでしょうね。
    私もそろそろ新しいウクレレが欲しくなってきました・・・
    その前にもっと練習しろって話なんですが(笑)


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    1. ウクとレレさん

      コメントありがとうございます。
      そうなんです。渋めのマホガニー、できました。
      できるまでにいろいろあったのが、楽しかったですし、また思い入れにもなりました。
      音源も近いうちにアップしようと思っているのですが、きっちり録画するほどの時間がなかなかとれず。次は防音室のある家が欲しいです(笑)ムリムリ。でも真剣。

      ウクとレレさんは今年はウクレレジャンボリーでどうなんでしょう?楽しみにしておりますよ!

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