2015年3月2日月曜日

指板の跡

はしら〜のキーズはおととしの〜♪

季節外れ、節句違いもいいところですが、あと残り2週間ほどで、ウクレレを始めて2年になります。

そして同じく残り2週間ほどで、スイス生活も終了する予定です。

ウクレレを始めて手にした日をこうもハッキリと覚えているのは、僕がそれなりに気色悪い性格なのかもしれません。

※前にも言いましたが、ヨメに出会った日だとかその類は全く記憶にございません。

ウクレレとハワイで出会ったわけでなく、友達に勧められたわけでなく、たまたま楽器屋で手に取ったわけでなく、偶然見たライヴに感銘を受けたのでもなく、完全にゼロの状態で片道電車で1時間半、徒歩30分の道のりをかけて、ただウクレレを買いに行ったことが妙にインパクトのあるイベントだったということでしょう。

それから、僕の傍らにはずっとウクレレがありました。雨の日も風の日も雪の日も雪の日も雪の日も、ずっと弾きました。
今思えば、独りで右も左わからぬ試行錯誤を繰り返しておりました。

そして、ウクレレ歴半年を待たずしてウクレレをオーダーする、という暴挙を犯しました。
そのウクレレをただひたすらに弾き続け、師を求めつつも独りでその思いや、しょうもない紆余曲折をブログに垂れ流して、ここに至っております。

僕としては、その記事全て、どれも今から否定してリセットしてしまいたいような気持ちに駆られています。
しかし、過去は振り返らず、人様に向かって物申すなれば、その滑稽さや赤っ恥もろとも隠さずにおりましょう。

さてはて。
「柱の傷」のようなウクレレの成長の証。
それは指板上に黒く光る指の跡。
特に僕のウクレレは指板まで漆で塗装されていますので、レモンオイルなどを塗ることはありません。

固く絞った濡れ布巾で拭きますが、跡は完全に拭き取れないのです。

褐色のコア指板に、黒色に変色した指の跡。傾けて光に当てると光沢が。これも僕の歴史の一つのなのでしょう。
※決してポテチつまみながら弾いたりはしてません。

どうもちょっと感傷的なのは、今日、スイスで出会った愛すべき友人たちに送別会をしてもらったからです。

僕らを驚かそうと練りに練った企画。休日に朝から準備してもらって・・・その気持ちが嬉しいのです。


いい夜です。


クマの子見ていたかくれんぼ〜♪




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