ソロに移行しても、まずは優しい譜面を弾くので、しばらくはローフレットをウロチョロして、たまにハイフレットに飛ぶような曲をやることが多いんじゃないでしょうか。
そして、そもそもがハイフレットに慣れていないので、これがなかなか難しいです。
僕の場合は10フレットが遥か彼方に見えて、遠くて遠くて、正確に押弦できるか否かが、バクチのようになっていました。
それからいろいろな曲を弾いていって、ハイフレットを使うことも多くなり、指が形を覚えて、バクチの成功率も上がりましたが、なんと言うか「やっぱりまだ遠い」のです。
ま、そんなもんだろう。修行が足りんのじゃ!と思っていましたが、昨晩、突然、なんとな〜く謎が解けました。
僕が何気なくウクレレを構えたとき、左手がどこにあるかというとナットのすぐそばです。
適当にG7やB♭のコードを押さえたりしていることも多いです。1〜3フレットを使ってドレミファソラシドを弾いてみたり。
最初の練習はローフレット近辺のおシゴトがとても多いので、身体に染み付いているんじゃないかと思います。
コレを敢えてパソコンのキーボード入力に例えるなら、「ホームポジション」というヤツかなと思いました。
ブラインドタッチをしようとするならば、最小限の動きで効率よくキーを打つために、キーボードの大体中心(ホームポジション)に指を構えてそこから感覚的に指を動かします。
これを僕のウクレレのフレットに置き換えるなら、ホームポジションが1、2フレットになっているのじゃないかということです。
そう思えば、確かに遠いです。10フレットが。1から10まで小旅行しないといけません。
でも、この自分のホームポジションの意識をもう少し中心に近づけて、4、5フレット辺りに変更してみると、これが思ったより大分近くなって弾きやすくなります。
1〜3フレットは確かに若干遠くなりますが、ローフレットの感覚は最初からずっと磨いているのであまり苦になりません。
そして僕の場合はウクレレを構える位置が、今までより身体の中心から少し左手側になりました。
ただ、特に構える位置を左にしなくても、ホームポジションをガチローフレットから少し真ん中辺に意識したら、あとは成り行きでいいのかもしれません。
ちなみに、あくまで自分で感じた「どうだろう?」という話で、専門家から見て正しいかどうかは大いに疑問です。
ただ、練習したが故にローフレットの呪縛に囚われている人がいたら、もしかしたら僕と同じように毎日小旅行しているかもしれんと思って書いてみました。
ま、もしかしたら、そんな窮屈なことをしているのは、僕ぐらいかもしれませんが、笑。
さてはて、今日はウクレレマガジンの発売日ですね。実家に届いてるかな〜。こっちにはいつ届くかな〜。
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