ただ手をこまねいているのも景気が悪いので、年末年始を迎えるにあたり、欧米文化にちょこっと抵抗して、できる限りジャパン風な意匠を凝らそうと買い出しに行ってきました。
電車で片道1時間以上かけまして、日本食材店へ。山を下って正月の買い出し…笠地蔵のおじいさんになった気分です。
そして戦利品。
最近ウチの街でどうしても手に入らなくなってしまった納豆。
しばらくご無沙汰の油揚げ。調子に乗って9枚。
※こんな日本に居れば当たり前の品が宝なのです。
雑煮に入れようと蒲鉾。
年越し蕎麦、うどんは年明けなの!?いつからそうなった。
やったことないけど、黒豆も煮ようじゃないか。
特にめでたいこともないけど、もち米と赤飯の素とごま塩。
定番のストック、インスタントラーメン、カレールー。
煮物用にこんにゃく。たこ焼きにも入れるとうまいのだ!
妙に食べたくなった長芋。
実は贅沢品、1つ500円もするカップうどん、どん兵衛を2つだけ。
どれも高いけれど、とりわけ贅沢品の冷凍うなぎ。
※去年は年末に名古屋の大和田、葛飾柴又の川千家と2日連続でうなぎを奢ってもらったのを思い出してしまって嗚呼せつない。だが重要。
煮物アゲイン、さといも。
僕ドラえもんなので、どら焼き。
粉はあるので、お好みソース。
2切れで3千円位する冷凍明太子は買えず、安めの搾菜。
その他諸々。
フェイマスのソプラノ単板に手が届かんばかりのお会計。
とは言え、2人で帰国しようものなら、カマカのテナー買ってお釣りがくるので、こんなものでしょう。
ま、そんな食材のことをニッポンの皆様に発信してもしょうがないのです。
承知の上での狼藉でございます。
僕も結構な歳をとったせいでしょうか、年の瀬の暮れ行く雰囲気が身体に沁みついていて、この時期、季節の風物詩のように求めてしまいます。
毎年ウダウダと色々言われる紅白歌合戦も、僕なりにチョイチョイ思うところはありますが、観るのが重要なのではなく、観ていようがいまいが、放送している事自体が重要というような感覚。
一事が万事のこの感じ。老いだろうかこれは。
ま、どっちでもいいやそんなことは、ということで次の日は、忘年会をしてきました。
みんなの日程が合わず、日曜の昼。
居酒屋?
いえいえ。
山の上。今年はまだ雪が少ないです。
山小屋のような家族経営のレストラン。
これはロシュティというスイス版ハッシュドポテトのようなものですが、伝統的手法でラードを使用しています。今となってはこれが結構レアです。
ラードなのでしつこいかと思いきや左にあらず。
カリッカリでうまし。
そして、石の上で牛さん焼肉。
和牛ではないのでレアで。
この後デザートまで。まー、堪能しました!
ソリ製ベンチ。北国やねえ。
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