2014年12月25日木曜日

仕上げるの定義と今年仕上げる曲 (演奏 : カントリーロード【再録】)

今頃もう日本はクリスマス当日ですね。

お子さんがいる家庭は、既に興奮した少年少女たちが包装紙をビリビリに破いているところでしょうか。こちらはまだイヴの夜ですが、アパートの上階から「きよしこの夜」の合唱が先ほど聴こえてきました。

お聞き及びかとは思いますが、日本ではクリスマスイヴから朝までがクリスマスとして濃ゆい時間となっていますが、こちらはあくまで25日がクリスマスとしてメインです。

ただ、だからと言ってクリスマスイヴがメインなんておかしい!とは言いません。

なにしろ日本はクリスマスが祝日ではないですからね。それに、文化的にはいわゆる日本で言う正月がこちらでのクリスマスに近いので、流石に1週間挟んで2度正月があっても大変です。

また、サンタの来訪の仕方もお国変われば様々で、日本のように、寝ている間にピンクパンサーのミュージックと共に枕元にこっそり置く必要はなく、クリスマスツリーの下に置いてあるのがこちらでは一般的です。

ちなみに、サンタのいる国フィンランド。
僕のフィンランド人の友人に尋ねたところ、フィンランドではクリスマスの日の日中に普通にドアからサンタがやってくるそうです。お父さんがやるとすぐにバレてしまうので、知人などにお願いするパターンや、代行してくれる業者もあるとか。
フィンランド全域の話かどうかは確信は持てませんが。


それはさておき、我々の最初で最後のスイスでのクリスマスイヴですが…。

朝6時起きで寿司の太巻きを15本つくり、盛り付けに苦心しながら昼にイタリア人の同僚に納品。

力尽き、約4時間の昼寝。

夕方にもぞもぞと起きだして、明日の料理の仕込みを開始…。

僕の職業は一体何なんですか?という感じの色気のない1日でございました。

でも、ウクレレの練習は合間合間に抜かりなく。

前回のブログの記事で、暗譜した曲を書きましたが、コメントを頂いた通り、やはり曲を「仕上げる」ということが大事だと思いました。

「仕上げる」と一口に言ってもいろいろな考え方があるわけですが、僕はいつかは人前で演奏したいと思っているので、人前で演奏できるクオリティがゴールです。

しかし、それにはまだ全体的な技量の向上が必要ですし、実際に人前で演奏する機会もありません。

大した演奏でもないのに「仕上げる」とは笑止千万ですが、それを言っても前に進まないので、あくまで自分のルールで、「仕上げる」の定義をしてしまおうと。

⑴暗譜して楽譜を見ずに演奏
⑵明確なミスなく演奏
⑶上記を満たした演奏動画をアップする。但し、トライした回数が多い場合には仕上がったことにしない。

あまり厳格にしても、追い詰められてしまうだけなので、こんな感じで。⑶なんて非常にファジイな感じですが、ご容赦を。

一応、この冬休み中に3曲、今年最も長いこと練習してきた曲を仕上げるつもりです。

その一つ目をとりあえずここに。既にアップしている曲ですが。

これまでの録音では暗譜していても、念のため楽譜をチラチラ見ながら弾いてますので、完全暗譜で録音するのははじめてでした。

以前は親指一本で弾いていましたが、今回は2フィンガー時々3フィンガーです。




もうちょっとメロディを強調しないといかんですね。


ちなみに今年はちょっと早めにサンタが来ました。


やっとこさ、日本から本日到着です。
もちろん自費。セルフサービスのサンタしか僕には来ません。

2 件のコメント:

  1. いいですね、カントリーロード
    スゴイ、スゴイ

    メロディーをもっと立たせたい
    という気持ちもわかります。
    富永さんのデモ演奏って
    メロディーがハッキリ際立ってるんですよね。
    なんであれがピックでできるんだろう

    それにしても
    仕上がりの定義、厳しいですね。
    でも、私もこのぐらいの気合いがないと
    覚えられないかもです。

    先日のライブでは、中途半端な状態で
    挑んだクリスマスソングで
    しくじりました。

    私の場合は、時間がかかるので
    見ないで弾けたらとりあえず暗譜成立

    その後、考えなくても指が動くように
    なったら、身体にしみこんだってことにしてます。

    でも、しみこんでも
    繰り返してないと、すぐ忘れるのだ~



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  2. そうなんですよね。弾かないとホントにすぐダメになっちゃうんですよね。

    段々と弾ける曲が増えてくると、おざなりになっていく曲も増えていくという。

    僕も年初に暗譜して手が自動的に動くくらい長いこと弾きこもうと決めて、それがカントリーロードなんです。
    たぶん800回以上は弾いてます。だから覚えているんですけど、それでもいざ録音などの一発勝負ですと余裕でミスっちゃいます。
    それって仕上がってるのか、今ひとつわからんので、定義してみたという。

    ライヴはミスっても流れ続けないといけないでしょうから、一度落ちると立て直すのが大変そうです。
    でも、それでまた鍛えられるんでしょうね〜。帰国したらお忍びで見に行きます、笑。自分で「お」忍びとか言っちゃいかんですが…。

    メロディを際立たせるのはなかなか難しそうですが、「そういうのは後で、まずは弾けてから」と思ってたんで、もうちょっと早い段階で意識してみます。
    要は演奏しながらもっとメロディを心の中で歌えということなんでしょうね。

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