2014年11月26日水曜日

Worth弦をWorthから直で買う方がお得な場合

僕がこれまでメインで使っていた弦はWorthのフロロカーボンのブラウン弦です。ゲージは標準のタイプです。

一番初めに買ったKALAのソプラノウクレレ(トップ・サイド・バックマンゴー)には、当時の僕には判別不能のクリアのナイロン弦がついていました。
しかし弦を交換するにあたり、比較的新しいフロロカーボン製の弦を張ってみたくて使いました。

ちょうどキヨシ小林さんの楽譜集『ウクレレジャズ』にハマっていて、キュイーンと延びるサスティーンが曲に合ったこともあり、それから使っています。





一方、2代目の松井ウクレレ(シトカスプルーストップ、コアサイド・バック)にはヒロの黒弦が標準で張ってあり、しばらくそれで使っていました。

しかし、もう少しサスティーンが欲しいのと、3弦がとても太いのに慣れなくて、結局、Worthのフロロカーボンに戻りました。
クリアータイプを一度試して、比較するためにブラウンにすぐ戻して、それからブラウン街道まっしぐらです。

ところが一度やめたブログを出戻りして、割と頻繁に動画をアップするようになって、自分のウクレレの音を再認識。

なんだか音が耳障り。粘っこく高音がキンキンする感じです。
もちろん自分の演奏技術の無さが第一の問題点ではあるのですが、もう少しマイルドな音の弦の方がいいのでは、と思うに至りました。

そこでストックのあったヒロ弦を再チャレンジ。
一瞬悪くないと思ったのですが、12フレット1弦のサスティーンはほぼ得られず、相変わらず3弦の違和感に耐えられず、やっぱりダメ。

そこで、もう一回弦を替えようとしたら、あら、もう弦がないっ。なんということだっ!!!という。

仕方がないので、以前張ってすぐ外したので保管してあったWorthのクリア弦を張りました。

しかしながら、音を出してみたら「アレ???」これが僕の求めている感じです。予想外です。
あんまりよくわかってないながら毎日演奏を聴かされているヨメも、即座に「これがいいんじゃない?」とのコメント。

音が少しドライで優しくなり、何やらストラミングや押弦までブラウンよりスムーズ。

※完全に個人的な感覚です。ブラウンが悪いという意味ではありませんし、無論ヒロの弦も悪いわけではなく、求めるものが違うという意味でございます。

前に試してそこまでインパクトがなかったので、全く期待していなかったのに、すごくフィットしてびっくりしました。11ヶ月弾き倒して、ウクレレの音も変わったんでしょうか。


そうとなれば、年末に日本の家族から送られてくる予定の救援物資に弦を滑り込ませないといけません。
在庫只今ゼロです。いつものように練習していったらこの弦だけでは、帰国予定の3月までもちません。

ヨーロッパでも取り扱いのあるショップはあるんですが、スイスにはありません。
通販になると何かあった時が面倒です。スイスはEU圏ではありませんし。日本の方が確実です。早速ショップの検索をはじめました。


ところで、Worthの弦はちょっとお値段が高いです。
ソプラノ・コンサートサイズ用の46インチの4弦セットの場合、ソプラノサイズであれば、2張り分取れるので、結果あまり割高にはなりませんが、ソプラノロングネックやコンサートスケールのウクレレでは、2張り分はちょっときつく、ちょっと足りません。

※ ウクレレの仕様によってはソプラノロングネックでも46インチで2張り分取れるようです。取れない場合に下記をご活用ください。(11/27追記)

そこがいつもちょっと悔しくて、なんとかならんのかな・・・と思っていたら、なんとかなったじゃありませんかっ。


『弦が延びる呪文を習得しました。』


などというわけではなく、Worthのサイトからダイレクトに通販を申し込めばいいのでした。

公式サイトの商品説明の下の方に200円プラスで63インチで販売できるとあります。
念のためカットした部分を考慮しつつ交換した弦を測ってみたら、63インチあれば2張りいけそうです。

楽天のとあるショップで、46インチの1セットが税・送料込みで1,297円でした。

Worthに直接通販すると、63インチの1セットが税込1,512円。送料が200円。決済は銀行振込か郵便為替なので手数料がかかりますが、三菱東京UFJに口座があれば手数料無料です。

1セットから対応してくれますが、コストを下げるために3セット注文してみました。

僕の場合、3セット(6張り分)でトータル4,736円。
1張り分800円弱になります。

ショップで46インチのものを買うと1張り分1,300円程度なので、振込手数料を払っても尚、かなりお得です。

これは僕にとってはとてもいい情報でした。既出だとは思ったのですが、念のため書いておきました。


そんなこんなで、さてはて弦はもう大丈夫。
つまりもはや言い訳できないので、練習あるのみです!

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    私のコアロハソプラノロングネックは
    WorthのクリアCLで落ち着いてます。
    いろいろ試したしたが、
    この弦が一番柔らかい
    コロコロした音に感じるからです。
    同じ弦を他のウクレレに試しても
    なんか違うなぁと思うので
    ウクレレ毎に好みの音がする
    弦を探すのは楽しいです。
    私の場合はサムピックをつかうので
    その影響も大きいかも。

    ちなみに46inchで2本とれますよ。

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    1. kiboringさんこんにちは!
      ネットを見ているとコアロハのウクレレににWorthのクリア弦を愛用されている方多そうですね。相性がいいのでしょうか。

      こちらでは選べる弦がかなり限られていて、僕もあまり色々試していないので、標準弦と噂に聞くGHSの黒弦だとか、帰国したら色々試してみようと思います。

      46インチで2張り取れるんですね。僕も張る弦の最短を攻めたら行けるのかな〜。どうも2、3弦が微妙に足りないんですよね。

      コアロハは玉掛け式のブリッジですか?僕のはクラシック式だからロスがでるんでしょうか。
      いずれにしても46インチでも可能の旨を追記しておきますね。
      ありがとうございました!

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