2017年6月23日金曜日

僕のウクレレのピッキングについて(下)

で、続き。

動画を見て、なんとか自分でできるレベルで音のばらつきを抑える方法を考えた結果、採用したのは2フィンガーピッキングでした。

何のことはなく、1つ指を減らしたのです。ですが、音質のバラつきはかなり改善したと感じました。神経を払うところが、1つ減るのは大きかったのです。ま、実力がそこまでだったのかもしれませんが。

ちなみにこのとき参考にした動画が、現師匠のデイジーどぶゆき氏でした。まだスイスにいて、全然繋がりなど何もなかったのですが、なんとも因果な話です。

ただ、実際に2フィンガーピッキングはピックを使った演奏と動きが近く、デイジーさんにしろ富永さんにしろ、元々はギタリストでピック演奏がベースにあると思うので、彼らの譜面と相性が良いようにも思います。

2フィンガーに変えてすぐ後に日本に一時帰国したのですが、そのとき予め頼み込んで大橋英比個さんのレッスンを2回ほど受けることができました。
このときも2フィンガーで教えてもらい、特に同じ弦を交互にピッキングするオルタネイトピッキングについて運指練習をしたのが、結構今も活きています。

ちなみにこの場合の2フィンガーというのは人差し指を折りたたむ2フィンガーで、ギタリスト的な弾き方です。人差し指を伸ばしてピックするトラディショナルなハワイアン奏法とは違うものです。

そして、未だに原則として2フィンガーピッキングで行っています。

ただ、結局のところ弾くフレーズによって、3フィンガーが必要な場合もあれば、親指1本の方が雰囲気がでる場合もあり、はたまたトラディショナルなハワイアン奏法じゃないと上手く音が出せない奏法もあり、結局、絶対これじゃなきゃダメだというものはありません。

むしろ、できることなら全部できるようになりたいと思ってます。
幸い僕はただのウクレレ愛好家なので、自分のカラーやジャンルを作って世間様にアピールして稼いでいく必要はないのです。

・・・それから、あと、欲張りなので(笑)

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