2014年10月9日木曜日

「ふちがみとふなと」さん

いきなりですが。

昼メシは一人で食べたい!

僕です。正確に言うと、誰かと一緒に食べてもいいのですが。

誰かと一緒に食べたいときだけ一緒に食べたい!

しかし、なかなかそういうわけにはいかないので、一人で食べるのが楽なのです。

5分で食べて戻ろうと、ガッツリ昼寝しようと、フランス語勉強しようと、ラケットで素振りしようと、ウクレレ練習しようと、しょうもないブログを書こうと、思うがまま。

本日、その僕の多彩な昼休みの過ごし方の引き出しの中から、「ボー〜〜っとする。」を選んで遂行していましたところ、隣りのテーブルの同僚に声をかけられました。

同僚の手にはローカル新聞が。

「今日の夜、あなたの奥さん、カフェバーで歌うの?」

なぬ???

そんなわけがありませんが、もちろん同僚もそれを知ってて言っています。

新聞の小さな記事に写真入りで、今夜ちっさなちっさなウチの街のカフェバーに、日本人のアーティストが来ると書いてあるではないですか。

これまた今晩とは急な告知。

存じ上げない方でしたが、歩いていける上に入場は無料ですし、ただでさえ今の僕は音楽イベントに対しては驚くほど腰が軽いので、即、参戦を決断。

ちなみに洗濯カゴに入れ忘れた靴下を入れに行くことに関しては、劇的に腰が重いです。

ソファーに腰をおろしたら、動かざること山の如し!!近くて遠い洗濯カゴ!!って何を偉そうに。

とりあえず早めに仕事を上がるために即座に昼休みを切り上げ、仕事に没頭。

めでたく帰宅して、ちょっとだけ予備知識を得ようと、調べてみました。「ふちがみとふなと」さん。
京都発のベースとヴォーカルのデュオ。結構、個性的な方達な印象。

しかし「仕事終わりに近所のカフェバーで一杯やりながら、歌を聴く。」音楽との関わりとして、人類としてこれほど原始的で健全な関わり方はありません、きっと。ウキウキです。



当然歌詞は日本語なので、僕らはわかりますが、他のスイス人たちにはわかるはずがありません。
それどころかMCも英語じゃあまり通じないこの山奥の街です。

どうするのか興味津々でした。そして予備知識もなく言葉も通じないスイス人がどういう反応を見せるのか。

演者と聴者の両方のオーディエンス、僕。

蓋を開けてみれば、まずベースのプレイが実に多彩であり、ヴォーカルもストーリー性のある歌詞に「演劇のような」情感やアクションを載せていました。

さらに鍵盤ハーモニカやアンデス、ハーモニカ、タンバリン、アフリカのヤギの首についている鈴など、小楽器を織り交ぜて、曲調が単調にならないようにしてあったので、ご覧の通りちゃんと聴いてましたね、スイス人も。



MCも英語とフランス語のカタコトでなんとかこなしてらっしゃいました。
しかしベースは、ライヴで聴かないとダメですね。YouTubeじゃあかんです。

そんなわけで明日からの活力を頂き・・・ブログを書きながら撃沈しましたが。

本日また朝からバリバリ仕事して、早めにおウチに帰ってモリモリ4弦を掻き鳴らそうと思います。
もちろん、脱いだ靴下はビシバシ洗濯カゴに入れてやりますよ!

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